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BLUE☆EYES
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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BLUE☆EYES 34

あれ?この人、髪の色や瞳の色は違うけど…よく見れば、和美さんにそっくりじゃないか。

いや、和美さんはこんなに背は高くないし…それに胸だって…

「うわぁ」

胸元にあるたわわな果実に、つい視線がいく。半円球の美巨乳は、形が崩れずに彼女の呼吸に合わせて

震えている。白い胸元には深い谷間。ちょっと羨ましいかも。

「うふふ。お姉さんのオッパイに見惚れちゃった?」

「そ、そうじゃないけど…」

「いいのよ。後でいっぱい触らせてあげるからね」

「あ、いや…僕は…」

思わず頬を赤らめる。
やっぱりそうだ。この人、顔だけではなく雰囲気も和美さんに似ている。

「あはっ、私に恥ずかしがる事なんてないんですよ。ねっ、薫ちゃん」

「…え!?」

今のは、和美さんの声?
空耳?いや、そんな馬鹿な。

「キ、キミは…一体…はぁはぁ…」
ドクン!!

「あ、あ…な、なに?これは…」

急に体が熱くなっていく。
まるで燃える様に、喉がカラカラになっているのがわかる。

「一体…はぁはぁ…」

下腹部、それも子宮辺りが激しく疼いていて
同時にじわりと股間が潤っていく。
ど、どうして?

「うふふ…疼いてしょうがないでしょ?薫ちゃんのカラダはすごく欲情しているの。私を…
如月 和美を思い出しているからね」

「はぁはぁ…ど、どうしてこんなに…ひゃぁぅ!」

メイリンが、ブラウス越しに胸をすくいあげたのだ。

触っただけなのに、それだけでビクンっと上半身が浮く。

「すごいわ。とても敏感になっているのね。うふふ、もっと気持ちよくしてあげる」

ゆっくりとボタンが外されていく。白い胸元が露わになっていくと白いレースのブラに包まれた
大きな双丘が現れる。フロントホックが外された時、大きな胸が弾けた。

「やっぱり。なんど見ても薫ちゃんの胸は大きいわ。でもまったく形が崩れないのね、すごく
素敵よ」

「はぁはぁ…ぼ、僕は…」

本当は男なんだと言うとした時
「ひゃぁ!!ああ…ああ、ああん!!」

ぐにゅぐにゅとバストが揉まれた。
そのたびに強烈な甘い痺れが起き、甲高い嬌声を上げてしまう。

「うふふ。柔らかい…いつまでも揉んでいたいわ」

「あ、ああん。はぁはぁ…き、キミは…やっぱ、か、和美…さん…なの?」

「あら。やっと気がついたようね、お姉さんうれしいわ」

「う、うそ…」

目の前のサキュバスが和美さん?

その時、急に頭が閃いた。

そうだった。

僕は先ほどのメイド喫茶で、彼女に襲われていたんだ。
じゃぁ、あの時の記憶は、封印されていて…
和美さんは、本当に淫魔だったのか?

「まぁ、驚くのも無理はないけどね。今の姿が本当の私なのよ」

「…和美…さん…」

肩を竦めるが、確かに和美さんだ。
でもどうして、メイド喫茶に?
それに彼女が淫魔なら、この後…

「メイリンって呼んで欲しいけど、和美でもいいわよ」

ニヤリと舌舐めずりをするメイリン。いや、和美さん。
「か、和美さん、ぼ、僕をどうする気?このままじゃ…誰かが来て…」

「うふふ。心配しないで、別に取って喰ったりしないわ。それにもう周りの空間から遮断したから、誰にも見えないし誰にも聞こえないわよ。
今から薫ちゃんに、たっぷりと女の悦びを教えてあげる」

彼女の美しい顔が目の前に迫る。
はらりと垂れさがった鮮やかな桃色の髪をかき上げる艶っぽい仕草と
彼女から出る甘い体臭に、ドキッとしてしまう。

「うふふ…かわいい♪」

淫らな笑みを浮かべ、ふっくらした彼女の唇が、ただ見惚れていた僕のそれに合わせ、そして。
 
「んん?!!んん!!」

無理やり塞がれ、彼女の舌が口腔へ入り込んできた。
そして中を舐りながら、和美さんは自らの唾液を、口の端からわずかに零れるのも気にせず送り込み始めたのだ。
うかつにも僕は、それを少し飲み込んでしまい──
 
「んん!!んはぁああ!!んん!!」

脳が蕩けるほどに甘いそれは、同時に火照った体をいっそう激しく燃え上がらせてしまったのだ。
「んぁ・・・・・・あ・・・んむ・・・あ・・・」
「んん、ん・・・」
 
蕩けた頭では抵抗できず、舌でどんどん送り込まれてくる唾液を嚥下しまう。
そのたびに身体のうずきがより強くなり、僕の男としての精神がごりごりと削られていく。

「ふぁ・・・ん、んむぅ・・・」

僕は嚥下する度に、さらなる熱と衝動と疼きに悩まされ、もっとそれを求め、という終わりのない悪循環に陥っていた。
  
ああ、体がすごく熱い。どうにかなってしまいそうだ。

汗がにじみ、剥き出したままの僕の大きな膨らみ。
その先端はより固く尖り、薄い布切れに覆われた股間では粘り気のある蜜が溢れていた。

和美さんがそっと唇を離す。僕と彼女の間に銀のアーチが繋がった。
しかしそれはわずかな間だけで、すぐに切れて消えてしまう。

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