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BLUE☆EYES
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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BLUE☆EYES 19

窮屈感が解放されたのか、潤んだどこか媚びを含んだ吐息を漏らしていた
甘い声に思わずドキっとする。わわっ!なんて色っぽい声だよ。
ますます恥ずかしくなった僕は、夏樹さんを見た。あれ?何固まって…

「……夏樹さん?」
「…あ、い、いやだわぁ。つい…」
「あの…」
「ねぇ、薫ちゃん…胸…触っていいかしら?」
「ええ?」

ぷるんと揺れる僕の乳房に夏樹さんの手が触れる。
つつ…とピンクの先端から全体を触ってきた。

「…んふ…」

触るたびにびりっとする甘い疼き。男の時では絶対にない感覚だ。
「あ、ごめんなさい。まぁ、なんて綺麗なおっぱいなの。すべすべして……ちょっと羨ましいな」
「あ、そ、そうですか……」

全然嬉しくないけど。

「じゃぁ、サイズを測りますねー」

腰周りやヒップにメジャーを当てられる。
ひやりとした感触に僕の中の男が悲鳴をあげた。

「ウエスト、56…ですね」
「56…」
「綺麗なウエストね。スポーツで鍛えたのかしら?」
「ええ…まぁ」
全然わからないよ。昨日までは男だったんだから。
夏樹さんは測りながら、何故かぺたぺたと腰周りを擦っている。

「ヒップ、83…」
「83…」
「うーん、このプリンプリンっとした感じがたまらないわね」

上向いた形のいいお尻を触る。
むわっとした嫌悪感に、僕は思わず体を捻った。

「ひゃぁ!」
「もぉ、薫ちゃん。変な声を立てないでよ」
「そ、そうは言っても……」

触られただけで、一瞬鳥肌が立つなんて。
女の子って敏感なんだなと思った。
最後に胸の周りにメジャーが巻かれる。

「アンダーが……ね。トップが……これね。バストは…90。Fカップね」
「90!?」
「まぁ、凛ちゃんが言った通りね。ずいぶん大きくなったじゃない」

そんなに大きいのか。どうりで重いわけだ。

「大きくて形がいいのに、まったく垂れていないなんて。迫力満点の美巨乳だわ。
うふ、ツンっと先が上向いていて、まるでお人形さんみたいね……ハァハァ…」

何だか興奮している夏樹さん。
あの…目つきが怪しいんですけど。
「あらあら、ごめんなさい。薫ちゃんが、こんなに綺麗になっていたなんて思わなかったのよ。
じゃぁ、ブラを着けましょうね」

夏樹さんは足元にあるブラを取ると、僕の背後に回った。
ゾクっとした僕は、咄嗟に胸を隠した。

「あ、いいです。自分で着けれるから」
「いいのいいの。ちゃんと正しく着けないと綺麗な形が崩れるわ。
それにいつもしてあげているじゃないの〜」

「そうなんですか?で、でも…」

何だかこの状況って嫌な予感がするけど、どうも僕は、夏樹さんには逆らえないようだ。

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