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BLUE☆EYES
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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BLUE☆EYES 13

「あたし?あたしの名前はエリカ。エリカ・サラ・ファーレン。男の性を糧にするあたしが
キミを女にするわけないじゃないの」

性を糧?…それって…

「君は、まさかあの…」

男を誘惑する悪魔?
サキュバスとか淫魔とか言う…

「正解、正解♪良く出来ましたぁ」

はしゃぐ彼女。正直恥ずかしいくらい。
「んーとね。あたし、キミに興味があって、ずっと前から見ていたんだよぉ。
でもでもぉ、まさかアイツのせいで女の子になるなんてぇ。悔しいから、ちょっち悪戯したく
なったわけなのよ」

「なっ!なにも見ていなくても。そ、それに、僕は今でも男だと思っているし……」
「ええぇー?こんなに可愛い女の子なのにぃ。イク所なんて見ていて興奮しちゃったわよ」

何も興奮しなくても…
エリカは僕をじーと見ている。
時折うんうんと頷きながら…って、これじゃ僕が値踏みされているみたいじゃないか。
「ふうん。よくよく見たら、キミってアイツに似ているのねぇ。魂が一緒なんだから
しょうがないか」

訳のわからない事を言っている。
そもそもアイツって誰だよ?

「へぇ、ふーん、そうなんだぁ。ふふっ…」

ひとりで納得するエリカ。
にやりと口元を綻ばせ、何故かゆっくりと僕に近づいてくる。
瞳を妖しく光らせながら、時折舌なめずりをしている。
「な、なんだよ…」
「ふふっ、知っている?どうして淫魔のあたしが、ここにいるのか」
「し、知らない。お前の事なんか知るわけないじゃないか」
「うふふ。あたし、キミのオ○ニーに興奮しただけじゃなのよねぇ」
「…え!?」

床にいる僕に覗き込むように、顔を近づける。
それも目の前に。

「好きになちゃったの。ピュアな魂に…キミ自身にね」
「そ、それって…」
「もう我慢できなくなったのよ。汗で光るキミのいやらしい顔とエッチな体。それに鳴く声にね。
本当は夢の中で、キミを犯してあげたいんだけど…今すぐ女の悦びを教えたくて…」

その言葉を聞いた時、僕は本能的に身の危険を感じた。
たぶんそれは、女としての感覚かもしれない。
こわい。淫魔に好かれるなんて…僕は思わず後づさった。

「い、いや、それは困るよ」
「ふふっ、大丈夫。痛くしなようにするからさ。あんなのとは、比べ物にならないくらい
すっごく気持ち良くさせてあげるわよ」

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