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BLUE☆EYES
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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BLUE☆EYES 12

「ぁん…だ、だめぇ…あん、止まらない。そんな、そんなぁ…ぁああ…」

いつの間にか僕は、アソコに細い指を挿入していた。
ぐちゃぐちゃと女の子の穴に出し入れしながら、さらに激しい快感を求めている。
脱衣所では僕の甘いエッチな匂いと喘ぎが響いていた。

「はふ…ぁあん…ぁああ…ああ…ああ…」

リズミカルに腰が上下する。
次第に体は絶頂に近づき、下半身から何かが突き上げてきた。

「ああん…イク、イクぅ…も、もうだめぇ。い、いやぁああああああーーーーー!!」

僕は上半身を弓なりになって絶頂に達してしまった。
ぶしゅーっと股間から白い潮が噴出し、床に広がっていく。
はぁはぁと肩を上下させながら暫らく呆然となった。

『ふふ…イっちゃったね。キミの顔、すごく可愛いかったわよ。ゾクゾクしちゃったわ』

またあの声だ。一体…
僕は、まだだるい体を起こした。

「はぁ…」

壁にもたれかかったまま、僕は項垂れていた。
あの声に従うように、快楽の海に落ちていた自分。
甲高い嬌声を上げ、あんあんと大きな胸を揺らし腰を振って喘いでいた猥らな自分。

でもイッた後は、男の時とは違う、心地よい気持ち良さが全身を覆っている。
先ほどの痴態を思い出しては、僕は頬を赤らめていた。

「ぼ、僕はなにをして…」

股間から手を離すと、つつと粘液性の糸が数本伸びる。
火照る上体を起こして、立ちあがろうとした時。

「あらあら。そんなに気持ち良かったの?」

ハッと横を見ると脱衣所にはもう1人の人影。
腰に手をあてたその人物はじっと僕を見ていた。
「わわ。誰だよお前は!?」
「あはっ、どもどもぉ。最初からキミの事を見ていたのよん♪」

ニヤリと真っ赤な唇を綻ばす少女。
腰まである長いブロンドの髪に、切れ長の青い瞳と西洋人形のような整った顔。
メリハリのあるダイナマイトボディに、胸元が開いた際どいピンクのミニスカ・メイドドレス。
そして何より目立つのは、背中に生えた黒いオーラを放つ大きな翼。

彼女は、コツコツと膝上まであるロングブーツの踵を鳴らしながら
僕を見下ろすように立っていた。

「最初から…ってさっきの声はお前か!」
「YES!ちょっと言っただけなのに、あんなになるなんて思わなかったけどね」
「…うっ」

咄嗟に視線を外す。
さっきの自慰を見られていたなんて…

「ま、しょうがないか。ピュアな魂の持ち主にしては、けっこうウブだったけどね」
「…あううっ」
「あはは…ほんと、キミってエッチで可愛いかったわよん」

彼女は、そう言いながら口元に手を当てて笑っている。

「…き、君は誰だよ?まさか、僕をこんな姿にした…」

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