倭国大戦記 5
そう言うとカグラはアキツヒコを押し倒し、小ぶりな乳房をアキツヒコの胸板に押し付け、今まで肉棒を舐めていた唇でアキツヒコの唇を獣のように貪った。
「ちゅぱ・・・ちゅぱ・・・ちゅぱ・・・」
「はあ・・・はあ・・・ま・・・マズイよ・・・ユミヒコが起きたら・・・」
アキツヒコは理性を振り絞り、カグラの花の蕾のような唇を引きはがす。
「ご安心下さい、アキツヒコ様・・・。ユミヒコ殿には夕飯の時、特性の眠り薬を混ぜて飲ませました。ユミヒコ殿は朝まで何があっても目覚めません・・・」
「え・・・ええええ!!?」
「お願いします、アキツヒコ様!妻にしてくれなどと身の程知らずな事は申しません。愛人でも・・・アキツヒコ様が性欲を処理するための奴隷でも構いません!どうぞお側に置いて下さいませ!」
カグラは幼くも美しい顔に涙を流しながら愛しい抱かれたいとアキツヒコに哀願した。
アキツヒコも男である。
子供とは言え女にここまでさせて何もしないなんて出来る訳が無い。
「カグラ…」
左手でカグラの体を抱き寄せ、再び唇を重ねる。
余った右手は彼女の股へと伸びていく。
「ふぁ…!」
まだ毛も生え揃わないソコに触れた瞬間、カグラは甘い声を漏らしてピクッと身をこわばらせた。
巫女という地位は神聖であり、当然、処女である。
王と違って世襲ではなく、村の中で最も霊感の強い女が選ばれる。
カグラは小さい頃から雨の降る日を言い当てたり、無くした物を見付けるのが得意だった。
そこを先代の巫女に見込まれ、次代の巫女となるべく修行を受けてきた。
ただ単に湿気に敏感だっただけだとか、他の者より観察眼に優れていただけだとか、現代であればそういう風に片付けられてしまう問題かも知れないが、昔の人は確かに目には見えない霊的な力が存在していると信じていたのだ。
だが、神秘のヴェールの中身は普通の少女…年頃になれば異性に興味を持つようになるし性欲も出て来る。
そんなカグラが、職務上、最も接する機会の多い若い男であるアキツヒコに対して恋心を抱いたとしても不思議は無い。
どんなに願っても叶わぬ相手への想いは秘めれば秘めた分だけ熱く、そして強く燃え上がるものだ。
事ここに至って三人だけでの旅という特殊な状況が加わり、彼女の理性のタガは飛んでしまった。
そしてそれに関してはアキツヒコの方も同じで、巫女であるカグラに求められたら本来であれば拒絶しなければならないのだが、もはやそんな事は頭に無かった。
「ん…んん…んん〜…」
アキツヒコによって口を塞がれたカグラのくぐもった喘ぎ声が静かに辺りに響き渡る。
アキツヒコはカグラの膣内に指を滑り込ませ、既にグチョグチョに濡れそぼった膣は簡単に内部への異物の侵入を許す。
(凄いキツいな。入れても大丈夫かなぁ?いや、そもそも入るのか?)
思いっきり指を締め付けてくる膣壁の感触に、アキツヒコはカグラを抱く事に別の意味で不安を覚える。
まだ身体が男を迎え入れられる程にまで成長していないように思えるのだ。
「アキツヒコ様ぁ…カグラは…カグラはもう我慢出来ません…早く…早くあなたの男根をください…」
唇を離すとカグラは潤んだ瞳でアキツヒコを見上げながら股を開き、ほぼスジのような性器を左右に開けてアキツヒコを誘った。
「えぇい…ままよ!」
やってみてダメそうだったら止めればいい。
アキツヒコは勃起して先走り汁の滴る男根をカグラのスジに当てがうと、そうっと挿入を開始した。
「ひいいいいいい!!!!!!!」
カグラの膣は予想どおり、まだ女として成熟しておらずキツキツだったが、アキツヒコは強引に挿入を続けた。何よりカグラ自身が痛みで瞳から涙を流しながらも、彼を受け入れようと必死で耐えているのだ。
アキツヒコは男としてここで引く事は出来なかった。
「はあ・・・はあ・・・カグラ・・・大丈夫か?・・・もう今回はここでやめておくか?」
「ひっく・・・ひっく・・・大丈夫です・・・カグラは痛くて泣いているのではありません・・・アキツヒコ様に自分の処女を奉げられた事が嬉しくて泣いているのです・・・くすん・・・アキツヒコ様、カグラを想って下さるのならどうぞ最後までお続けに成って下さいませ・・・カグラは、この子宮にアキツヒコ様の子種をいただきとうございます・・・」