美女たちが 1
俺は入矢将夫、父がヤクザの組長をしてるので俺は跡取りだ。
今から3年前、俺の事を大好きな同級生の女子に父の組の人たちが
「坊っちゃんの事が好きなら、ボディーガードをしないか」
と言った。
そしたら同級生の中見あい、石木詩乃、窪井ハル、戸網春華、木井戸亜樹が俺を24時間ボディーガードしてくれると言った。
もちろんその5人が俺と一つ屋根の下で住むということだ
そして、それから3年彼女たちは今だに一緒に住んでいる。
5人とも、すごく美人でしかもIカップの巨乳で俺の事を大好きだ。
そして今はみんな高校生だ。
女子5人は、黒髪が腰まである。
美女に囲まれた何不自由ない生活、それがいつまでも続くと思っていた。
あの、高校三年の夏の始めまでは……
※※※※※※※※※※※※
その日、いつもの様に女達を連れ学校へ登校した俺は、朝からある違和感を感じていた。
教室へ行くとその違和感はより強くなった。
だが、その時はまだ確証を持てないでいた。
チャイムと共に授業が始まる。
「ゴホッ…ゴホッ…」
誰かが咳をしていた。
その後も授業は問題なく済み、四時間目が始まった。
「ゴホッ…ゴホッ!」「ゴホッ!」「ゴホッ!ゴホッ!」
ここに来てようやく、今日は咳をしている生徒が多いことに気が付く。
「おい今日、風邪ひいてる奴やけに多くないか?」
隣の席の亜樹に話しかける。
「そう言えばそうね、こんな時期に流行るなんて珍しいわね」
亜樹も違和感に気が付く。
「ゴホッ!ゴホッ!」
教室内をざっと見回すと俺のボディーガードをしている5人以外、皆咳き込んでいた。
「ゴホッ!」「ゴホッ!ゴホッ!ゴホッ!」「ゲホッ!ゴホッ!ゴホッ!!」
「おいおい、いくら何でもおかしいだろ」
俺が声を上げたその瞬間、咳を続けていたクラスメート達は一斉に机に突っ伏して動きを止めた。
「なんだよこれ!おい、大丈夫か?」
近くの倒れた女生徒に手を伸ばそうとした瞬間、いきなり俺目掛け襲いかかって来た。