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違和感がある日
官能リレー小説 - その他

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違和感がある日 3

「ほほひはほ?」
 由美は口を、萎みかけたものから離した。
「しぼんじゃった」
 礼輔が何か言う前に由美は中腰になり、礼輔の両乳首を舐め回した。
 新たな刺激に、礼輔のモノは再び硬くなっていった。

「こっちの口でも、もらうよぉ。ちょっと膝曲げて」
 礼輔が言うとおりにすると、由美は立ったまま、ソレを持って、自らの茂みの中へと導いた。
「ぅあ!」…ゾックとした電流のような痺れが全身を貫く。
礼輔はその余りにも快感に、仰け反ってしまう。

これじゃまるで、童貞が迎える初体験みたいじゃないか?…
礼輔はヒクヒクと尻の肉を痙攣させながら、早くも射精しそうだった…

どうしたっていうんだ一体…
確かにあの色といい、この敏感過ぎる身体といい、今の礼輔はウブな男、そのものだった…

 礼輔は、モテる方ではなかったが、大学に入ってから一度彼女がいたことがあった。その子とが、お互いの初体験だったが、つきあっていた間に人並みにはやったと礼輔は思っていた。

 「れいくぅん〜これじゃうまくいかないぃ??」
 由美は、ちょっとイライラ気味にそう言った。
 礼輔は、さっきの状態で止まって昔を思い出していたのだった。由美が動こうにもあまりやりやすい状況ではない。

それでもこの体勢の方が礼輔には都合がよかった。
由美が自由に身体を動かせられる状態にしたら、あっという間にイッてしまうのは分かり切っていたからだ。

「今度はやらせてくれよ…由美はじっとしていてくれて構わないからさ…」
礼輔はそう言うと、由美の身体をゆっくりと床に押し倒した…

 「あぁん…れい君…」
 由美は目を細め、再び笑顔になった。
 礼輔の体は、自然にはうごかなかった。ぎこちなくなった。それでも、頭で覚えているように、腰を前後に、上下左右に動かした。イキそうになったらゆっくりにして、挿入を続けた。
 「れい君…れい君…」
 「志穂…」
 「志穂?」
 礼輔は。しまった、と思って動きを止めた。元カノの名前を、呼んでしまった。元カノ以外とセックスしたのは、初めてだったから。
 「え、あ…ごめん」
 「呼ぼうか?志穂」
 由美は別に怒った様子もなく、そのままの体勢でバッグに手を伸ばそうとした。
 「あ、いや、それは!」
 「じゃあ、つづけてぇ」

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