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華が香るとき〜外伝〜
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華が香るとき〜外伝〜 18

ああいった事が大好きな洋介にとって、あの様な場所に行くのは、人間が息をするのと同じ位当然であり、今まであんな素晴らしい場所に行かなかった事の方がおかしな事なのだ。
「中村…あそこはなぁ、俺達教師が監視してる場所なんだ。それをお前が邪魔したのを分かってるのか?」
洋介は考え込んでいるが、そんな様子も気にせず、教師はトクトクと語っていく。最初は怒っていたが、今度は何か含んだ言い方で話し始める。
「…………」
しかし、洋介は洋介なので、そんな事は気にせず自分の世界で、出もしない結論を求めていくのだ。
バチーンッ!!
突然洋介はその教師に両頬をサンドイッチの様な形で叩かれる。
「おいっ、中村っ!!お前、聞いているのか!?」
教師は顔中から汗を流しながら洋介に自分の話を聞かせる為に、洋介の顔を自分の方に無理矢理向かせる。
「ひたぃでふ…」
その両手はまだ洋介の両頬にあり、洋介は涙目になりながら、折角の思考回路がショートし、再起不可能になった事を心の中で恨む。
「要するに俺が言いたいのはだな、お前は俺達の縄張りを侵したんだ。俺達教師の唯一の楽しみをだ。
しかもよりによって今日とは。俺が撮影担当の今日。撮影を失敗すると、美奈子先生や朱美先生からどんな目に合わされるかお前は分かっているのか!?」
最初に解説すると、美奈子は保健教師、朱美は体育教師である。
美奈子は代々医者の家系の出で、根っからのお嬢様。朱美は性格は普通だが、乳首が擦れない為だけにブラジャーをしている様な体型だ。(噂によると、見栄だけの為にブラジャーをしているらしい)
教師は二人の怒る顔が頭に浮かんだのか、汗に加え脂汗まで顔から流している。
「そんな事言われたって…」
洋介にとって、美奈子先生は偶にオナニーのネタにさせて貰う癒しの先生であり、朱美先生はいつもドジな妹みたいな先生でしかない。
知られざる教師の世界を言われたって、洋介には関係ないのだ。
コンコン…
「今日は〜。あら、先生。中村君と何をしているの? 中村君と話す暇があるなら、早くテープを下さらないかしら?」
これも恒例のパターンで、美奈子が朱美を連れて部屋に入ってくる。
「あ、あの…テープは…」
男教師は後退りしながら洋介の後ろに隠れる。
「まさか撮影してないって言うの!?」
美奈子は声色こそ普通だが、その一言一言には力が込められており、男教師は益々小さくなる。
「あの…中村が…」
「人のせいにしないのっ!」
「はい…すみません…」
男教師は言い訳をしようとしたが、美奈子に釘を刺される。そして、一瞬無言になったが、観念したのかズボンを脱ぎ出した。
「先生、あの…一体どうしたのですか!?」
洋介は男教師が蠅がたかりそうなチ〇ポを出して、焦って男教師から離れる。

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