プレゼント 52
朝食を済ませ。再び快調に車を走らせる。
途中のSAごとに注目を浴びながらも目的地へと到着する。
依頼人に会うのに大人数で行くのは失礼だと茜が言うので暁奈たち未成年女子組には金を渡し、ショッピングに出かけさせる。
正人は茜と二人で依頼人との待ち合わせ場所に向かった。
欲求が溜まった六人の美少女と別で行動するのは気が引けたが、正人も仕事の為に不安を押し込める。
しかし、正人の不安は彼の予想を遙かに上回る形で的中してしまうのだった。
俺達は人探しを終えて、暁奈達との待ち合わせ場所にした由布院駅に到着した。
しかし、そこにいたのは雫だけだった。
「あれ?他の人達は?」
「わかりません。どっかで遊んでるんではないでしょうか。」
俺は頭を抱えた。
またここでも病気が発動したのか…
「しゃーないな。捜すか。どこらへんに行ったかわかる?」
「ちょっとわからないですね。すみません。」
俺達はとりあえず捜査することにした。
性欲を持て余している彼女たちだ、知らない男にもホイホイついて行きそうだから。
ーその頃ー
暁奈と純奈の二人はホテルで十数人の男達に奉仕をし、可愛がって貰っていた。
昨夜の一件で今夜は全く性的刺激を受けられないのが決定していた二人は、まず量販店で安い服を着て着替えた。
ブラもショーツも脱ぎ捨て、薄いシャツとミニスカを身に纏う。後は適当に歩いていれば…
「君たち可愛いね。観光に来たの?」
「俺たちが案内してあげようか?」
と、四人組の男達がナンパをしてきた。
二人は狙いが的中したのを喜び、若い男達に弄り回されるのを想像しながら、こう切り出した。
「私たち、大勢で遊ぶのが好きなんです。
良けれはお友達を呼んで下さいません?十人くらい…」
と純奈が自慢の爆乳をアピールしながら言う。
「歩き疲れたし室内が良いなぁ…
ねぇ、あそこの建物の中で遊びましょ♪」
と暁奈がラブホを指さしながら男の腕に胸を押しつける。