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SM地獄
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SM地獄(1)-4

「では、簡単なことですよ、決まった日に特別料理を作ることと、
私達が行う特別な儀式を手助けするだけですよ、それから・・」
「それから?」
「ええ、秘密を守って頂くのです、誰にも言わないという」
「ああ、はい、それは誓って、私に出来ることでしたら」
「約束を守る、それだけです、それでよければ契約しましょう」

「有り難うございます・・あの、少し聞いても宜しいでしょうか?」
「どうぞ」
ここで裕次という青年はにやりと笑顔を見せた。
夫婦は由紀恵と裕次の二人のやりとりを黙って見つめる。

由紀恵は聞いていて、この家族で行われるその儀式というものが
なんとなく朧気ながらイメージできた。

(家族での秘密の儀式?・・って何だろう、まさか・・)
好奇心のある彼女の気持ちもその気にさせた。

「私をここのお家で使って下さい、お願い致します、
どんな秘密でもこのお家の秘密は守ります、
私にも守らなければならない家族がありますし、それを守らなくては、
言いにくいのですが、それだけの報酬を頂けるのなら・・」

そう言うのがやっとだった。
(今までの苦労を思えば、そんなことはたいしたことじゃないわ)
自分に言い聞かせ、例えどんなことが起きたとしても。
それ以上に(好奇心)という言葉が彼女の脳裏を過ぎった。

夫の健吾が由紀恵を見つめ言った。

「わかりました、貴女を採用しましょう、では我が家の秘密を言いましょうかな」
「はい、絶対に口外致しません、誓います」
「貴女を信じましょう、実は私達の家族は・・」
「はい」
「近親相姦をする家族なのですよ、その儀式をする為のスタミナ作りを貴女に・・
この儀式に貴女も参加して、見ていて欲しいのです、それだけですよ、うはは」

健吾は楽しそうに笑った、その側で息子の裕次も薄笑いを浮かべていた。

「えっ?」
「そういうことです、驚かれましたか、それを聞いて止めますか?」

「あぁ・・そうですか、いえ・・お願い致します、
例えそうであっても、正直に言って下さったのですから、
あの、それからもう少し聞いて宜しいですか?」

「どうぞ」
「そう言いますと、あの、それは具体的に言いますと?」
「そうです、3Pとも言いますがね」
「えっ?」

「妻を私と息子が犯すのです、その儀式です、
まあ実は息子は、妻の本当の息子ではありませんから、妻は後妻です、
本当はそれを言い出したのもこの息子ですがね」

由紀恵は声も出さず驚き、じっとこの異様な3人の家族の顔を見た、
その時、彼女は身体が熱くなるのを感じていた。

彼女は心の中で思った。
(お金の為とはいえ、自分はこんな仕事を引き受けて良いのだろうか、
その内容が破廉恥でも、この家族は自分を信じて打ち明けてくれた、
私も女だし、この家の奥様がどうされるのかも覗いてみたい気がするわ)



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