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遊戯〜姉妹姦獄
【鬼畜 官能小説】

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〈美味なる者〉-7

「私もそろそろ学校行かなくちゃ……」


パンを頬張りながら、紗季は玄関の正面にある階段を駆け上がり、部屋に入って制服に着替えた。

白いYシャツにVネックのセーターを羽織り、その上にはベージュのジャケット。
スカートと同じ赤と緑のチェック柄のリボンで首元を飾り、そのスカートは少し丈が短くされていた。
小麦色の足に黒いソックス。
太股を覗かせるスカートは魅力的で、やはり紗季はアイドルと呼ばれるに相応しい美しさに溢れていた。


「よ〜し、今日もバッチリ」


薄い鞄を片手に紗季は玄関から飛び出し、ショートカットの黒髪をポンポンと弾ませて、友人の待つバス停まで駆けて行った。
家から離れた空地に停まる、不審な車に気づかず………。



『やっぱりだ……読み通りだったな!!』


駆けていく後ろ姿を眺め、男達は興奮を隠せなかった。
母親が出掛ける時、ガレージの中には車は一台しか無かった。
つまり、父親はやはり出掛けていっていたのだ。
母親が自分の車で出発した後、もぬけの殻のガレージのシャッターは電動で閉まったが、もはや両親不在の事実はオヤジ達に知られてしまった。

そして、初めて見る紗季の制服姿は、オヤジ達の食欲を強烈に刺激した。
遅くとも今日の夕方、もしくは夜には確実に紗季を“我が物”に出来る……早くも肉棒は反り返り、あの美少女が欲しいと膨れて“汁”を垂らしていた。




『さて……これもダミーのセンサーか……』


塀を廻らせた大きな新築の家。
いかにも金持ちぶった家であったが、まるで無防備に近かった。
塀の内には生け垣まであり、周囲からの視界を妨げる物でいっぱいだ。


『あ、玄関開けたままだぜ。鍵掛けるの忘れてやんの』


侵入経路は、呆気なく見つかった。
急ぐあまり、紗季は鍵の事など忘れてそのまま駆けて行ったのだ。
開放されたままの家は、不審者達の侵入を許した……紗季が鍵の掛け忘れに気づいた時は、既にバスの中であったし、もうどうする事も出来なかった……。



『車から荷物降ろしてくれ、別のトコに停めてくるわ』


大きなバッグが数個、紗季の家の中に運ばれ、男達も入っていった。
広い玄関が男達を迎え入れ、花の香りが興奮を宥めてくれる。
階段の手摺りには装飾が施され、やはり広い廊下は清潔に磨かれていた。
そこには、何不自由の無い幸福な家庭が垣間見えた。



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