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先生の観察日記
【学園物 官能小説】

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はじまり-3

「江口。少し実験に付き合ってくれないか?」
「はい?こんな時間から実験ですか?」
「そうだ、実験だ。その実験にはお前が必要だ。」
「私が?どんな実験なんですか?私振られたばっかりなのに・・・」
「そうだな、これから俺と性交してもらう。」
「――えぇぇぇ!?せいこ「しっ、あまり大きい声を出すな!」
「で、でもっ、・・・性交って、あの、男性と女性が交わるヤツですか?」
「そうだ、他に何がある。俺はデータを取りたい、お前は俺に好意を抱いている。利害が一致するじゃないか。」
「いくらなんでも、いきなりそういうことをするっていうのは何か違うと思うんですけど・・・」
「他の女子には頼めないし、良いアイデアだと思ったんだがな。とりあえず、教官室で準備をしておくから、心の準備ができたら来なさい。」

――――――
そういい残して先生は去っていった。
「なにっ、私次第ってこと!?」
まぁ、先生も大人だし、無理強いということはないだろうけど、
私、振られましたよね!?
なのに、なのにそんな実験だなんてひどいよう・・・
お父さん以外の男の人と手をつないだことすらないのに、いきなり性交だなんて、、、

・・・でも。でも、今私が断ったら、先生他の子に行っちゃうんじゃないかな?
私は、先生のあの瞳で見つめて欲しかった、あの手で触れて欲しかった。
その願いが、私の一存で叶っちゃうってことなのよね。

「よしっ、行くしかない。」
ゴクリとつばを飲み込んで、意を決した私は、教官室のドアをノックした―――


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