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ホテルノヒカリ
【OL/お姉さん 官能小説】

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ホテルノヒカリ5-1

「ねぇ…士郎さん」
私は潤んだ瞳で士郎さんを見つめた。
「なあに?美沙さん」
やたらと言うか…べらぼうと言うか。
とにかく士郎さんの瞳は優しかった。
「私…待ってるから…ずっと待ってるから…だから…」
「だから?」
んぐっ…士郎さんと目がばっちり合ってて。
心臓がドッキュンコ…ドッキュンコだよ。
「だから…今夜は放さないで…」
言っちゃった!言っちゃった!抱いてって言っちゃった。
私の顔はびっくりするくらい熱くなってきた。
「美沙さん…」
士郎さん…優しく微笑んでギュゥゥゥってしてくれた!
オッケーって事だよねぇ!
あぁぁ…夢みたい。

大きな観葉植物で人目を憚る様なホテルの入り口。
その入り口を入っても私はまだ夢の中をうろついていた。
あぁぁ…幸せだよ。
こんな日が来るなんて思ってもいなかったよ。
士郎さんと私はそれぞれにちょっと緊張しながらフロントに向かった。
部屋のタイプが写されたパネルがでぇーんと。
その横に目張りして極力人目を避けたカウンターがある。
「此処でいい?」
士郎さんの言葉に…私は首がバネで出来た人形の様に何度も何度も頷いて答えた。
うわぁ…めちゃくちゃ緊張するよぉ。
ついに来ちゃったよ。
冷静になれ…私。
冷静になって最終チェックだ。
パンツは士郎さんパンツだから問題なし。
無駄毛の処理は?
昨日の夜してるからこれもオッケー。
あとは…。
はっ!部屋に入ったらおトイレ行かなきゃ。
おしっこしておかないと危ないよなぁ。
でも…士郎さん、どんな事してくれんだろうなぁ。
「…さん、美沙さん?」
パネルの前でニタニタしていた私。
士郎さんの呼ぶ声で我に返った。
「はっ!ご…ごめんなさい…私ったら」
私は慌ててニタニタ笑いを弾ける様な笑顔に変えた。
「行こうか?」
「うん」
士郎さんの言葉に出来る限りの可愛らしさで頷く私。
おっ!士郎さんが私の手を握ってきた。
私は蕩けそうになりながらも転ばない様に注意しながら士郎さんに付いて行った。

部屋に入り…。
おトイレにも行き、シャワーも浴びた私。
ノーブラ、ノーパンで備え付けの寝巻きを着てベットに潜り込んだ。
士郎さんはまだシャワーを浴びてる。
「はやく♪はやくぅ♪」
待っている私はニタニタと顔を綻ばせながらついつい口ずさんじゃう。
私は100%の期待と120%の緊張で士郎さんを待った。
合わせて220%なんだけど…それはいいや。
おっ!シャワーの音が止まった。
いよいよだなぁ!野獣めぇ。
私は両目をギュッと瞑り、掛け布団を顔の上まで引き上げた。
うっ!士郎さんが隣に入って来たぁ。
となりの士郎さん…だよ。
ってか掛け布団を下げたぁ!
ヤバい!緊張が200%くらいになってきたぁ。
目…開けられないよぉ。
ん!チュウだ!チュウがきた!
今日二回目のチュウだったけど…私はびっくりして真ん丸く目を開いちゃった。
わぁ!目の前には士郎さんの顔が…。
「ん…んん…う…」
にしても…唇と舌の動き蕩けそうぉ!
私は今度は軽く両目を閉じると唇を士郎さんに委ねた。
「んは…ん…んん…」
結構な勢いで私の唇を貪る士郎さん。
さっきとはエライ違いだ。
さっきのはチュウの為のチュウ。
今度のはエッチの為のチュウ…そんな感じだった。
根がスケベな私はどっちのチュウも大好き。
あぁぁ!士郎さんの唇が私の唇から逸れて。
士郎さんの唇と舌が私の首筋を愛撫している。
「んはぁ…あぁ…」
しかも寝巻きの上からおっぱいも揉まれて…私は呆気なく熱い喘ぎを漏らしちゃった。
そうなると私も士郎さんももう止まんないよ。
士郎さんの手が私の寝巻きの胸元を押し広げて。
限りなく平野に近づいた私のおっぱいをモミモミ。


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