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腹違いの妹・冨喜代
【兄妹相姦 官能小説】

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腹違いの妹・冨喜代-4

N駅で、兄さんと一緒にタクシーに乗る。
食事は済ませたと言うと、洒落たショットバーに連れて行ってくれた。
「私、強いお酒が飲みたい」
兄さんにせがんでウオッカ系のカクテルを頼んでもらった。
美味しくてすぐに空けてしまい、次をまた頼んでもらう…。
兄さんは格好良くバーボンロックだ。
…とても幸せな時間が流れている。

新幹線を降りて、タクシーで繁華街に向かった。
普段飲み慣れた場所なので迷うことがない。
二人で静かに話せるバーに冨喜代を案内する。
自分は、もうこの時間はバーボン系のウイスキーをロックで飲むことにしている。
…酒は強いのだ。
どうやら冨喜代もいける口のようで、やたら度数の高いカクテルを早いピッチで空けていく。
飲めば飲むほど二人の距離感がなくなり、恋人同士のように顔を寄せ合う。



「兄さん、怒らないで聞いてね…」
まださほど酔ってはいないが、酔っ払った勢いを装って言う。
「兄さんと明美姉さんはとても仲が良いよね。…それは皆が知っていることだけど」
これを訊くことはとても危険なことだとは分かっている。でも、どうしてもはっきりさせたい。
「私、兄さんたち二人は兄妹だけど男と女の仲なんじゃないかって思っているの。…あくまで想像だけど。…ごめんなさい、もし違ってたらもの凄く失礼なことを言っているのよね」
兄さんはしばらく無言だった。…特にうろたえた様子もない。
やがて、ゆっくりと真面目な口調で、正直に語ってくれた。
思った通り二人は肉体関係があった。相思相愛なのだ。…兄妹であっても、これでは仕方がない。でも、聞きながら嫉妬心が燃え上がる。
それと同時に、素裸で二人が交わっている…体を開いた明美姉さんの中に兄さんが入って腰を動かしている…場面がイメージとして鮮明に浮かび、自分の大切なところがじわっと濡れてくるのを感じた。
このことは他の誰にも話さないでほしいと兄さんに頼まれた。
…もちろん、秘密は守るわ。
(兄さん、私も妹だけど…あなたに抱かれたい)。

店に入って30分を過ぎた頃、冨喜代がいきなり核心を衝いた質問をしてきた。僕と明美との仲が男と女の関係なのではないかと疑っている…というのである。
そういえば、明美に、冨喜代は勘の鋭い子だから自分たちのことを薄々感づいているかも知れない…と聞かされたことがあるのを思い出した。
正直に話すしかない…と、すぐに思った。
それに、それを話すことは、これからのことを考えると、どのみち避けて通れないのかも知れない。
もう僕は冨喜代と二人で一夜を過ごそうと決心していた。妹と…3人目の妹と交わるのだ。
(…ただ、どこまで話したら良いものか…)
「…うん、冨喜代。お前が気づいているんだったら、隠すことはできないから正直に言う。…ボクと明美は愛し合っている。体の関係もある」
自分が明美に会うためだけにH市を訪れていたこと、明美が僕に処女を捧げてくれたこと、そして、今でも年に数回は会って体を重ねていることを話した。
「ただ、明美が可哀そうだから、この話は冨喜代の胸の中だけにしまっておいてくれよ。世間的には絶対に許されない…血を分けた兄妹の近親相姦ということになるわけだから」
冨喜代に頭を下げて頼んだ。





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