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腹違いの妹・冨喜代
【兄妹相姦 官能小説】

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腹違いの妹・冨喜代-6

僕と冨喜代は、迷うことなくラブホテルに入り、シャワーもそこそこに全裸のまま抱き合った。
若さの充分残る素晴らしい肉体である。自分の、もう50に手の届こうとする年齢がうらめしかった。
冨喜代には、今からは「お兄ちゃん」と呼べ…と命じた。よそよそしさを無くしたかったからである。
初めて抱く身体でも遠慮はしない。荒々しく愛撫した。乳房はもちろん、あらゆるところに手を伸ばして撫で回す。尻の穴を舌で舐めることもした。
固かった身体が急速にほぐれ、紅潮してくる。妹の股を大きく拡げ、淫水の湧き出る性器に舌を挿し入れた。冨喜代が頭を振りながらあらぬ声を上げる。
ピンク色をした膣を指で拡げた。そして、そこに屹立した男根をあてがい、一気に刺し貫く。
声にならない悲鳴を上げた冨喜代の唇に唇を重ね、舌をからめて吸い上げる。
もう後は、本能に任せて妹を陵辱した。背後からも犯した。上に乗せて下から突き上げる。さまざまな体位で何度も性器を繋げ、抜き差しを繰り返した。
冨喜代は、もちろん、これまでに数回男性経験はあったと言う。だが、相手の男には必ずコンドームをつけさせたのだそうだ。
今、初めて男の性器をじかに受け入れている。しかも、血の繋がった兄の性器を…。
冨喜代は、汗まみれで涙と涎を流しながら、全身で僕を求めていた。
兄の精子を子宮が待ち望んでいる。
「う、出る!…うっ、うぅぅっ!」
僕は妹の性器の中に大量の精液を流し込んだ。膣がひくひくと締まり、いつまでも離そうとしない…。

兄に貫かれてから、もうどれだけ時間が経ったのだろう。あまりの気持ちよさに何度も気をやったので、まるでわからなくなっている。
「あっ、あうー…お兄ちゃん、お兄ちゃん…いっ、いい!…いくいく、いくいくいくいく…」
うつ伏せになって尻を兄に差し出している私。
その濡れた性器の中に兄の肉棒が激しく挿し込まれてくる。何度も、何度も、何度も…。そのつど快感に体が震える。愛液が噴き出し、シーツの上にこぼれる。
ラブホテルに入ったとき、もう今からは「兄さん」ではなく「お兄ちゃん」と呼べ…と言われた。真知子さんや明美姉さんの代わりでも仕方がない…と思っていた私の気持ちが、それで吹っ切れた。
私たちはまぎれもなく本物の兄妹である。妹が愛する兄のために体を開いているのだ。
兄の愛撫は執拗だった。あらゆるところを触られ、揉まれ、舐められているうちに、身も心も蕩けた。
夢中で兄を呼ぶ。
「お兄ちゃん、お兄ちゃん、お兄ちゃん…」
いつの間にか正常位で深く繋がっていた。兄の性器の先端が私の子宮の入り口に届く、届く、届く…。
「んっ…んっ…んっ…。きて、きて…お兄ちゃん、きて。んっ…んっ…んっ…。…私、私、お兄ちゃんの子どもを産む。…あぁ、出して、出して!…中に出して!」
兄が呻き、それと同時に、私の膣奥に熱い液体が勢いよく迸り出てきた。
「あ…あれ、あれぇぇ!」
身体ががくんがくんと痙攣するのがわかった。悦びの余韻がいつまでも長く続く…。



兄とはその後も当然のように逢瀬を重ねている。子どもも二人できた。
私はシングルマザーだ。でも、兄との愛情は深まっている。経済的にも心配はない。
きっと兄の最後の伴侶は私である。
…誰が知らなくても良い。私だけの望みであり、秘密なのだ。

…男女の仲はわからない。あれから5年が経ち、僕と冨喜代の間には二人の子どもがいる。
自分にとって、もはや冨喜代が一番大切な妹である。
あのとき新幹線の中で出会わなければ…。
でも、会ってしまったのだ。運命としか言いようがない。


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