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常盤高校 柔道部
【スポーツ 官能小説】

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常盤高校 柔道部4-3

僕は準備体操、そっちのけで早乙女さんの乱取りに魅入ってしまった。
やっぱり早乙女さんの身体の捌き方は凄いなぁ!
って!
大学生が押し込んできたところを会心の巴投げ。
「やったぁ!」
早乙女さんの巴投げが決まった瞬間、僕の思わずガッツポーズ。

「啓太…喜んでやんの!」
「綾香ねえちゃんの事、好きなのか!」
「かる啓…ひゅ〜ひゅ〜」
周りにいた小学生軍団、通称どんぐり軍団が僕の事を囃し立てきた。
「おまえら、う…うるさい!」
僕は年長者としての威厳を見せようとしたが…。
「んだと!」
ボカッ!
「こ…こら…殴るな!」
ガシッ!
「い…いてぇ…蹴るな!」
ズボッ!
「んが…か…浣腸すな!」
僕はどんぐり軍団にいいようにやれている。
「みんな!やめなよ!」
「げっ!美登里!!」
どんぐり軍団の狼藉から僕を救ってくれたのは同じく小学生の高津美登里ちゃんだった。
ショートカットで噴水ちょんまげ、目のクリッとした美少女だったが。
この美登里ちゃん…柔道の腕前はかなりの物でこの道場の小学生では一番強かった。
「もぅ!啓太さんも!もっとしっかりしてよ!」
どんぐり軍団を追い払った美登里ちゃんが自分の腰に手を当てて。
そのスベスベのほっぺをプゥっと膨らませて僕を睨みつけた。
「いやぁぁ…ガキんちょ相手に本気になんて…」
僕は頭をかいてヘラヘラと笑った。
「なによ!啓太さんはうちらをガキだと思ってんの!」
美登里ちゃんがギロリと僕を睨みつけた。
なまじ美少女だけに結構迫力がある。
「ふ〜ん…まぁ…いいわ。
でも啓太さん!後でマックおごってよね!」
「わかったよ…美登里ちゃん」
僕はタジタジだったけど…まぁ、こんな可愛い子とマックに行けるならいいか!
何となくウキウキしだしていた。

「おまたせ!」
道場の更衣室から出てきた美登里ちゃんは黄色いTシャツにピンクのオールインワンを重ね着していた。
しかもオールインワンは裾の短いショートパンツタイプ。
日焼けして健康その物の太腿が眩しかった。
胸がほぼぺったんこなのは年齢的に仕方のない事だが。
ついつい…可愛いねぇ…鼻の下が伸びてしまう。
ダメだぞ!犯罪だぞ!
僕はムクムクと反応し始めたちんちんを叱りつけながら美登里ちゃんと道場近くのマックに向かった。

ダブルクォーターパウンダーにフライドポテト、コーラは共にLサイズ。
ナゲットにアップルパイと美登里ちゃんは僕のお金というのをいい事に食べまくった。
「うち…ダイエットしないとマズいんだよね」
ダブルクォーターパウンダーを平らげた後、美登里ちゃんの口から出た言葉に僕は思わずズッコケそうになった。
「み…美登里ちゃんはスタイルいいから…平気だよ」
僕はコーラのカップに刺さったストローの先を噛みながら愛想笑いを浮かべて言った。
「啓太さんにうちらの切実な願いはわかんないよ!」
美登里ちゃんは本日二回目のほっぺを膨らませフライドポテトに手を伸ばした。
切実なら…そんなに食べなければいいのに。
そう思ったけど…そんな事言ったら、大騒ぎになるのは判りきっていた。
「た…大変だねぇ…」
僕はあくまでも大人の対応。
「ほんと大変だよ!綾香さんもダイエットしてんだって!」
美登里ちゃんはポテトを手に目をキラキラさせている。
やっぱり美登里ちゃんも女の子、ダイエットの話題とか好きだなぁ。
「あっ!早乙女さんのはねぇ…柔道で階級を一つ下に落とす為だよ」
筋肉質でおケツの大きな早乙女さんはちょっと重い。


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