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Yuki
【ホラー 官能小説】

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Yuki-3

「君は名前は」
「ユキです…」
ユキと名乗った女性は明るい部屋の光の中で見ても充分に美しかった。
浅黒い肌は無理に白い化粧はせずにそのまま浅黒い。
小さな鼻はスッと形が良く黒めがちの瞳を大きくて吸い込まれそうだ。
髪は茶色いショートボブ。
実際にもそれ程歳をくってはいなそうだが小柄な体型はユキと名乗った女性を殊更若く見せていた。
まさに可愛いフィリピン人の典型的なパターンの一人だった。
「乾杯だ…」
私はベットにちょこんと座ったユキに缶ビールを渡した。
「アリガト…」
ユキはニッコリと微笑んだ。
しかし、この子なら普通にお店に出ていても結構稼げるはずだが。
まぁ一夜限りの事だ。
色々詮索しても仕方がない。
その後は他愛もない会話で十分程過ごした。
訛り方や言葉の端々に混ざるのは紛れもないタカログ語だった。

「ユキ…」
そろそろ感情が高ぶってきた私は飲みかけの缶ビールをテーブルに置くとユキの隣に座り、その細い肩を抱いた。
「ビールこぼれるよ…」
缶ビールを手にしたユキが子供の様に笑う。
私はユキの手からそっと缶ビールを取るとそれもテーブルの上に置いた。

私は自分の唇をユキの唇に押しつけた。
ユキの唇は柔らかいが氷の様に冷たかった。
「お兄さん…」
ユキが潤んだ瞳で見つめてきた。
ユキを抱きしめたままベットに倒れこむ。
数ヶ月ぶりに抱きしめた女の身体は唇と同じで冷たかった。
ユキの花柄のワンピースを脱がしてゆく。
薄い生地だった。
この季節…これではいくら屋内でもそうとう冷えるだろう。
それで、こんな冷たい身体に。
私の心の中に同情に似た気持ちが湧き上がった。
それは直ぐにこのユキと名乗る女性をいとおしむ気持ちへと変貌していった。
そしてユキが欲しかった。
花柄のワンピースを脱がすと濃い褐色の肌が剥き出しになった。
全体的に小ぶりだがスタイルはかなりいい。
この手の仕事をしている女性には珍しく飾り気のない白い下着を上下共に着けていた。
だがそれが褐色の肌と見事にマッチして妖艶な魅力をかもし出していた。
私はその白いブラジャーを外すとユキの小さな乳房に舌を這わした。
「うぅぅぅ…」
ユキは小さな声だがはっきりと反応した。
ユキの両手が私の頭をかき上げる。
私は確実にユキに魅せられていた。
硬く尖った乳首を吸いながらユキの滑らか下腹部のカーブに指先を伸ばす。
ユキの冷たい身体がビクンと跳ねる。
そのままユキのショーツの中に指先を滑り込ませる。
柔らか手触りの陰毛が控え目な感じで生えていた。
「ううぅぅぅ!おぅぅぅ!」
小さかったユキの喘ぎが徐々に大きくなってくる。
そしてユキも仕事を忘れない。
ユキは優しい手つきで私の浴衣の帯を解き私の準備を進めてゆく。
ユキは体制を入れ替えると私の上になった。


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