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〈価値観〉
【鬼畜 官能小説】

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〈価値観〉-9

『……やっぱりピンク色じゃなかったな。それに形もイマイチ……』

「ん"も"!!ん"も"ぉぉ!!!!」


開けられた胸を、修二はジロジロと眺めた。
その大きな胸は、まだ発育するつもりなのか、少し大きな乳輪の部分も膨らみを見せており、僅かだが歪んで見える。
肌の白い富代は、色素が少ないのか、乳輪も乳首も、桃色というよりは濃い肌色といったところだ。

何時も自分の容姿を蔑む女の身体が、完璧な《美》を持ち合わせてなかった事は、却って修二の興奮を増幅させた。
最初から富代に対しては、異性としての憧れなど無く、怒りの混じった性欲処理の対象でしかなかった。
大きいだけの胸も、ムッチリとしながらも括れた腰回りも、弾けんばかりの尻も、いずれも修二の想像を下回る《出来》でしかない。豊かな肉感だけの歪つな身体を、可愛い制服で隠して偽り、男の欲望を刺激する……それはやはり、こす狡い女の、慾に塗れた牝の身体だ。


未だ怒気の篭った呻きをあげて、修二を睨み付けるが、それはもう、何の意味も持たなかった。
いくら自分の感情を示したとしても、修二が胸の弾力を確かめる事も、乳首を舌で転がす事も、止めることなど出来はしない。


『んふ〜…柔らかいなぁ……アハ!乳首勃ってきたぁ』

(嫌だあ!!こんな…こんな奴なんかに……コータ、助けて!!!)


じっとりと汗ばみ始めた富代の身体。
初めて見る、生の女性の裸体に、修二は我を忘れてむしゃぶりついた。
赤子が母乳を飲むような可愛らしい音と、ギシギシと軋む荷台の悲鳴、徐々に泣き声の混じり始めた呻き声と、絡み付くような修二の溜息が、小屋の中で響く。

嫌悪感の塊である修二の愛撫であったが、その唾液を吸い込んだ二つの果実は、瑞瑞しさを取り戻し、孝太郎との情交の時と同じく、プックリと膨れて更なる刺激を欲していた。
と、修二の手は胸から離れ、脇腹を滑り落ち、太股へと伸びた。
舌先も果実から離れ、吐息は胸元から腹部、下腹部へと移動し、もう一つの紫色の下着の膨らみへと吹き掛けられた。


『こ、ココって、どんな形してるんだろ?アハ…アハハ……』

「!!!!!」


修二の興味は、女性の大切な部分へと向けられた。
女性が女性足る為の、一番大切な〈秘密〉の部分。


「も"がぁ"ぁ"ぁ"!!!」


いきなり、修二は果肉の割れ目に鼻を押し当て、犬のように鼻を鳴らして匂いを嗅ぎはじめ、更にパンティの中に指を滑り込ませ、遠慮無く肉花を開花させた。
富代は半狂乱になり、喚き散らして手足をばた突かせた。
枷が手首や足首の肌を痛々しく傷付け、麻縄が膝にギリギリと食い込む程に暴れるが、それでも身体に自由は与えられない。
金具や枷を引き千切り、麻縄を切断出来るほどの筋力など、この身体には秘められていない。


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