投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

若芽の滴
【鬼畜 官能小説】

若芽の滴の最初へ 若芽の滴 6 若芽の滴 8 若芽の滴の最後へ

若芽の滴-7

『オマエさえ黙ってりゃ、仕事も学校生活も楽しくやれるんだぞ?』

『これだけ可愛い顔してるんだから、また人気も出るだろ……ククク…』

(やめてぇ!!も、もうやめてぇ!!!)


ブラのカップの中に指を滑り込ませ、恐怖に固まった桃色の果実を嬲り、パンティの中には何本もの手を突っ込み、尻肉を捏ねくり回し、肛門を摩り、埋もれた秘豆を嬲り、まだ咲く事を知らぬ肉花を開花させる……噛み締めた歯をギリギリと鳴らし、屈辱の感覚に体を引き攣らせていた。


{次は○×△〜、降り口は左側……}



電車は速度を落とし、完全に停車した。
移動し始めた乗客に、痴漢達の陣形は脆くも崩れた……。


「わた、私も降りる!!降ります!!」


乗客達の流れの圧力に痴漢達は姿勢を崩し、汐里の体から痴漢達の手が僅かに離れた……突然叫び声を上げ、汐里は床の鞄を掴んで、乗客の流れに飛び込み、泳ぐように電車から降りて駆け出した。




『君、どうしたんだ?』


駅員が驚いた顔で、汐里へ声を掛けた……無理もない、胸元を開けた少女が、泣きながら改札口を駆け抜けたのだから。


『何かあったの?よかったら話してくれないか?』


優しく、汐里を気遣いながら、駅員は語りかけた。
痴漢被害にあったのは、一目見て分かる。
言葉を選び、慎重に汐里の傍まで駆け寄った。


「……何でもない……」


俯いたまま、汐里は答え、そのまま駆け出した……痴漢被害がバレたくないから、汐里は一人で耐えていたのだ。
確かに今、駅員に話したら、あの痴漢達は逮捕されるだろう。

でも自分は…?

もし、何処からか話が漏れ、噂が広まったら……?

どうあっても、汐里には話す勇気が生まれなかった……。




『あのバカ、手前の駅に降りやがった』

『あんまりキモチ良くて、頭がボ〜っとしてたんじゃ?』


痴漢達は、汐里が降りる筈の駅に降り、タクシー乗り場の傍の自動販売機の前にたむろしていた。


『ちょっと脅せばイイんだから、チョロいもんだな』

『アイツなら、レイプしても黙ってるかもな』

『写真撮ったり撮影したりして、口封じすれば完璧かな』


まだ汐里の温もりの消えぬ指先、そこから立ち上る少女の秘密の香りを、痴漢達は互いに嗅ぎ合い、更なる《卑劣》を画策していた……。


若芽の滴の最初へ 若芽の滴 6 若芽の滴 8 若芽の滴の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前