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ポッキーとプリッツ
【推理 推理小説】

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ポッキーとプリッツ-2

そこに他のポッキーやプリッツは売ってましたか?
「ありましたよ。記憶にあるのは、昔ながらの赤い箱のポッキー、メンズポッキー。あと、アーモンドがついたヤツが2種類と、高級感のあるヤツで薄い灰色の箱のがあったかな。プリッツは緑のサラダ味と、あと、かた……かた……堅い何とかが2種類」
堅焼プリッツ塩バター味とコーンベーコン味ですね。
アーモンドがついたヤツは、クラッシュポッキーのアーモンドとビタークランチで、高級感のあるヤツは季節限定ポッキーと思われます。赤い字で『冬』って書いてあったでしょう?
「言われてみればそうだった気がしますが、ポッキーってそんなに種類があるですか」
ええ。そんなにあるんです。にも関わらず、貴方は他を買う気にならなかったのですね?
「そう、ですね。結果的に。正直、自分でもよく分かりません。そもそもポッキーやプリッツを買いに行ったわけではないので」
そうですか。分かりました。
では、買い物を済ませてから翌日、つまり11月1日の午前0時頃、貴方がお題を投稿するまでの事について伺いたいのですが。
「と言われましても。そのまま何処にも寄らずに帰宅して、すぐに夕食を」
何時頃ご帰宅されたんです?
「9時半前だったと…」
夕食は何を召し上がりました?
「牛肉すき焼き弁当です。お昼を簡単に済ませてしまったので、夜はガッツリ食べたかったもので」
美味しそうですね。考えただけでお腹が空いてきます。
「ハハハ。美味しかったですよ」
そうですか。今度探してみます。
食事を終えたのは何時頃ですか?
「10時前だったと思います」
食べ終えてからは何をされてたんです?
「食べ終えてから、と言いますか、食べながらなんですが。録り溜めていたドラマを観てました。医療ドラマが好きなもので、どんなのでも大体録画して観るんですよ。Fさんは観てます?」
いいえ、最近のテレビドラマはさっぱり。実は今年の6月からシンガポールに長期出張してまして、今日帰ってきたところなんです。と言うより、今、帰宅途中の車内から携帯でチャットしてるんですよ。
「へえ、シンガポールですか。じゃあ、今まではシンガポールから“PiPi's World”を見てらっしゃったんですね」
いえ、それが、行った先が忙しくて、インターネットなんて全くできなくて。だからずっとお預けだったんです。
それで、帰りの車内で何か読もうと思ってピピさんのサイトを覗いたら、なんか面白い企画があるじゃないですか?
しかも、お題が気になって。と言うより、お題を出した貴方が気になってしまいまして、貴方にアポを取ったわけです。
「なるほど」
おっと、話が逸れてしまいました。
では、ドラマを見終わったのは何時ですか?
「11時過ぎだったと思います。CMを飛ばして2話分、一気に観たのでそれぐらいかと」
なるほど。その後は?
「風呂ですね。まあシャワーなんですが。ちなみに上がったのは11時20分でした」
独り暮らしだと、なかなか湯を張ってゆっくり入る事もないですからね。
「そうですね。待ってる時間が億劫になってしまいますから」
その後はどうされたんですか?
「その後はニュースを観てました。ほら、巷ではアメリカ大統領選挙の話一色だったじゃないですか。私も結構気になっちゃって」
そうでしたね。結局、オバマさんが勝ちましたね。
「こうなるとやっぱり考えてしまいます」
何をです?
「暗殺ですよ。もし暗殺されたなら、誰が犯人なのか? 実際、フィクションとして書きたくなりますよね」
何か構想が浮かんでるんですか?
「まあ。まだ種の段階ですけどね」
どんな話なんです?
「開花するかも分かりませんが、それは秘密です」
そりぁそうですね。失礼しました。


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