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ねこ♪ネコ♪小猫♪
【学園物 官能小説】

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ねこ♪ネコ♪小猫♪-8

小坂は私に近付き、
「手は大丈夫ですか?まだ、持てます?」
と聞いてくる。私が頷くと小坂は、
「資料の置き場所は僕しかわからないので、僕について来てもらえますか?上から順番に仕舞いますから。」

小坂は「コレはココ。ソレはアソコかな?」と言いながら上から順番に資料を片付ける。
私は小坂と二人で資料室にいる事に緊張しているのか、体が固まってしまっていた。

2・3冊仕舞い終えた所で異変は起きた。小坂が自分側からではなく、私の身体と資料の間に手を入れて資料を取ったのだ。しかも、ゆっくりと胸の内側を撫でながら。

『ッツ!』

思わず声に出しちゃいけない気がして、唇を噛んで我慢する。

『怖い!逃げなきゃ!』

そう思っても何故か身体は動かず、掌は資料にピッタリとくっついたまま離れない。両目をギュッとつむり『後、もう少し。後、もう少し。』と心の中で繰り返す。
でも、目をつむる事で余計に手を感じでしまい、またしても資料を取りながら胸下と胸の内側をツーッと撫でられ、思わず声が出てしまった。

「んっ!」

ハッとして目を開ける。すると目の前に意地悪そうに口角を上げた小坂の顔があった。
「どうかしました?楠さん。」
『「どうかしました?」?お前が触るからだろ!』
悔しくて小坂の顔を思いっきり睨む。小坂はそんなの痛くも痒くも無いという感じで続けて話し掛けてくる。
「顔、真っ赤ですよ。」
思わずバッ!と顔を反らす。すると小坂は、
「へぇ。楠さんって、以外といやらしいんですね。乳首、勃ってますよ?」
「えっ?!」
視線を自分の胸元に移すと二つの乳首がTシャツの上からもわかる様にピンと勃っていた。
『ヤダッ!』
思わず目をつむると、体中に電流が走った。
ビクッ!
原因が分からず目を開けると、小坂の右手が左の乳首を抓っている。
「やっ!やめてっ!」
小坂が左の乳首を強弱を付けて抓る度に、ビクッ!ビクッ!と身体が震えしまう。
「…や…やめ…て…はっ…あっ…」
足の力が抜けて、思わず後ろに倒れそうになる。気合いを入れないと立っていられない。小坂は息が上がった私の耳元で、
「後、もう少しだ。気合い入れろ。」
と、低い声で囁いた。
その声にさえ身体はビクッ!と反応する。
私は小坂を睨み付けると、足に喝を入れて身体を元に戻した。

最後の1冊を小坂が手にした途端、その場にしゃがみ込んでしまった。
あれから小坂は私の両手が塞がっている事をいい事に、耳元に舌を這わせたり、脇腹を撫でたりしながら、悪戯を楽しんでいた。
『おっ、終わったぁ。早く、逃げなきゃ。』
本棚に手をかけ立ち上がろうとするが、上手くいかない。
焦る私に小坂は、
「ドコ行く気?まだ終わって無いけど。」
と、へたりこんでいる私の頬に手をあてて顔を上げさせた。


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