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双子月
【学園物 官能小説】

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双子月2〜葉月〜-2

両親が離婚したのは葉月が5歳のころ。少し体の弱い美月は母に、葉月は父に引き取られることになった。
仕事の忙しい父は、帰る時間も遅いのに、買い物をし、ご飯を作ってくれた。授業参観の日も会社を抜け出して来てくれた。
そんな父を見て、葉月は幸せだと思っていた。少し淋しいけど、父は一生懸命私のためにいろんなことをしてくれる、それが嬉しかったのだ。早く大きくなって、少しでも父を助けたい、そう思っていた。

それから2年が過ぎたころだろうか、葉月は家事をマスターし、食事もだいたい葉月が作るようになっていた。しかし、父の帰りはますます遅くなる一方で、葉月は家に一人でいる時間がほとんどになった。

その年の父の日。
葉月は父を驚かせたくて、おこづかいを貯めて買ったプレゼントとメッセージカードを準備して、帰りを待っていた。
今日は絶対起きて待っていよう。
そう思っていた葉月は、いつしかリビングで眠ってしまった。

がちゃ。

玄関の開く音に気が付いた葉月はとび起きたが、そのまま、父に顔を見せることはなかった。
玄関から父の声と一緒に、若い女の声がしたからだ。
葉月はとっさに身を隠した。

「藤原さん、ホントにいいんですか?」

若い女は、父のすぐ後ろをついて入ってきた。髪の長い、綺麗な人だ。服装からみてたぶん同じ会社の人なのだろうと分かる。

「あぁ、娘はもうとっくに寝てるし、たまにはいいじゃないか。」

父はジャケットを脱ぎ、ネクタイを外すとソファに座る。そして、手招きをして、女を隣りに座らせた。
すると、父の手は女の肩にまわされ、もういっぽうではスカートをまくりあげている。

「ぁん、起きてきたら大変じゃないですかぁ。」

女は父に体を預け、口でばかり拒否をしている。

「俺は悪いことしてるわけじゃない。独身の男が独身の君を抱いて何が悪い。昔と違って、な。」

薄笑いを浮かべた父は、手を女の股間に差し入れた。それに反応するように女は甘い声を漏らす。

「嫌じゃないんだろう?昨日は残業でゆっくり君を満足させてあげられなかったし・・・」

父の手は器用に女の服を脱がせ、はだけたブラウスからは豊満な二つの膨らみが赤いレースのブラに収まっているのが見える。
白い肌とそのセクシーなランジェリーとの対比が、さらに淫猥さを感じさせる。

「いつもは私の部屋だから、藤原さんの家のリビングなんて・・・すごく恥ずかしい。」

「そうか?こんなエロい下着つけて・・・ここももうグチャグチャだぞ?」

下の手はいつの間にかストッキングとショーツの中に滑り込み、こまめに動いていた。
たまらず女は声をあげ、手を動きやすいように足を広げる。

「・・・だって、あなたが・・・常にセクシーな下着をつけなさいって・・・ぁあん。」

父はついに女を押し倒し、上に覆いかぶさるような態勢をとり、乱暴に女のブラを下にずらすと、膨らみを引き出して吸い付いた。


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