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クリスマスに願うこと
【幼馴染 官能小説】

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クリスマスに願うこと-7

「んああっ」
首筋を舐めると身体を震わせて身悶えする。英津子の声が車内にこだまし、俺の脳内に蜜となってなだれ込む。甘い毒を含んで。
英津子の髪の毛が汗で湿っていた。暖房をつけっ放しの車内は、じんわりと身体を汗ばませる。
助手席のシートを限界まで倒し、英津子を横たえ、俺は身体をまさぐった。
シフトノブが邪魔だが、運転席から身を乗り出し英津子を翻弄する。
肩、背中、腰、尻、服の上からゆっくりと揉みほぐし、太股、尻、腹、胸、と上昇と下降を繰り返す。
英津子の身体からダッフルコートを脱がせ、手袋もマフラーも後部座席へと投げた。俺も上着を脱ぎ、中に着ていたパーカーも脱ぐ。
暖房を弱めたとは言え、荒く息を交わし緊張で熱くなる身体は、半袖Tシャツ一枚でも十分事足りる。

「んやぁっ、……っくぅ」
白い首筋に舌を這わす。唾液の跡をぬめぬめとつけながら胸元に辿り着く。
白いセーターの裾から手を差し入れると、俺の掌よりも冷たかった。
「寒い?」
眉間に皺を寄せ、ふぅふぅと息づく英津子に聞く。
「……っちゃんの手……あったかい」
息継ぎをしながら答える英津子。頬を紅く染め、恥じらう姿が……結構可愛い、なんて思う。
「脱がす?」
首と肩に絡まるセーター。
「……だめ、は…恥ずかし…」
顔を紅くし、首だけで横を向き目を逸らす。そんな姿に俺は少し笑いながら、
「…りょーかい」
と言い、ブラジャーのホックを外した。薄い紫色のブラジャーに包まれたそこに脇から手をあて、中央へ寄せると手に吸い付く様な柔らかさを感じた。
指に力を入れる度に形を変える。先端は既に固く、紅く隆起していた。
「……だっ…くぅっ、んんっ」
喉をのけ反らせながら悶える姿。甲高く鼻に掛かった声をあげる度に、俺の中で沸々と湧き出つ物が大きくなる。
舌を這わせ、所構わずキスを繰り返す。白い丘は段々と熱を持ち始め、ドッドッと脈拍が鳴り響いている様だ。
先端を口に含み、音を立てて吸い込むと英津子の身体がビクリと跳ね上がる。
感じている、その姿を追い詰める様に先端を軽く噛む。
くにゅっと歯先で挟むだけなのに、英津子の身体は熱くなった。髪を振り乱し、英津子の声が針の様に尖る。
「…いい?」
聞くが、お喋りな英津子なのに返事は無い。
「なあ、どうなんだ?」
尚も意地悪く聞くが、ぷるぷると首を振るだけだ。
「身体に聞こうかな」
細身のジーパンのホックを外し、ぐいぐい下げると、可愛らしい小さなショーツが顔を出した。
車の中で脱ぐ事に少しだけためらいが残るが、もう後には引けない。窓は曇ってるし。スモーク貼ってあるし。自分に言い聞かせながら英津子の下半身を剥き出しにした。





「……恥ずかし…んなに、見ないで」
どうしても助手席だとフロントガラスから丸見えだ、との事で後部座席に移動した。
俺の車は一般的乗用車、セダンタイプでワゴン等のファミリーカーに比べると、走り重視の為に内装はシンプルで割りと狭い。
俺は助手席と運転席の椅子を前に倒し、少しでも広がれるスペースを取った。
「腰、少し浮かせて」
後部座席のシートに横たわる英津子の腰を支える。
素直に浮かせた英津子には悪いが、好きにさせてもらう準備だったりする。


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