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西遊々記
【ファンタジー 官能小説】

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西遊々記B-2

「んっ・・・あンっ」
ビクンと身体が反応してしまう。敏感な胸の突起に三蔵の唇が触れ、舌先でもてあそばれる。
「ンああっ!!・・・んんん・・・」
「感じる?」
潤んだ漆黒の瞳に見つめられ、あたしはもうどうなってもいいと思った。

いつしかあたしは足をM字に開かされ熱くなったソコをみられていた。
「よかった・・・まだ守られてる」
三蔵が安堵の言葉をもらす。そう、あたしは八戒に挿入まではされていなかったのだ。

「ひうっ!!!」
敏感になったソコに三蔵の唇が落ちる。これ以上にないくらい
優しく舌が這い回った。気持ちがいい・・・。一番感じるクリ●リスが執拗にこねられる。ああ・・・こんなことって・・・


三蔵の舌は、あたしの感じやすいポイントを確実についてくる。
なんでこんなにわかるの???
気持ち良すぎて頭の中が真っ白になる
と同時に、不思議と八戒との忌まわしい感覚が消えていく。
やがて押し寄せる大きな波。
「ああああっっ!!!!イッちゃうっ・・・ダメっ!!イクっイっちゃぅ〜!!」
あたしは思わず大きな声を出してしまった。ビクンビクンと身体が大きく痙攣を起す。


「応急処置は終わり」
愛液にまみれた唇をぺロリとなめ 三蔵は少し切なげに微笑んだ。
そしてあたしの身体を起し ぎゅっと抱きしめた。
あたしの腹部には三蔵の熱くたぎったモノが押し付けられている。
「もう終わったから」
そういうと、あたしから顔をそむけるように脱いだ服を着始めた。
業中、八戒の妖気にあたって体力がそうとう消耗したのだそうだ。

「ありがとう」
つらそうな三蔵。ここまであたしのためにしてくれるなんて・・・
ジンと心が熱くなって涙がでた。妖魔なんかに負けたくない・・・あたしはそう強く思ったのだ。


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