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僕………です。
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僕………です。-3



「だいぶ落ち着いてきたか?」


昇降口で敬吾に抱きしめられながら、春はコクリとうなずく。

背中を擦られだいぶ落ち着いた。

春を体育館へと送る途中、敬吾は思いだしたように言った。


「俺、今日生徒会の仕事があるから部活終わったら生徒会室まで来てくれるか?一緒に帰ろう」

「うん」


春は敬吾に支えられながら体育館まで戻って行った。



ーーーーー


ーーーー


ーーー


「「ありがとうございました!」」


部活が終わり恐る恐る体育館を出ると、広報委員はいなかった。

ほっと胸をなでおろした春は、敬吾が待つ生徒会室へ急いだ。

校舎内は電気が消され、廊下も真っ暗だったが、生徒会室からは灯りが漏れていた。


「・・・敬吾?」


彼氏の名前を呼びながら、ドアをゆっくり開けると、敬吾は生徒会長の椅子に座り、手を振って笑った。


「そこの鍵、かけておいて!もし、あの広報委員が入ってきたら危いから」

「そうだね!」


―カチャ


鍵をかけ、椅子に座っている敬吾に近付く。


「敬吾は、今どんな仕事やってるの?………んっ」


机を覗き込もうとした春の後頭部に手で引き寄せ、キスをする。


「ーーっ、急にどうしたの?敬吾?」

「春がさぁ〜、可愛くて!」


ハハッと敬吾は笑いながら春の胸を制服の上から触る。


「あッ、敬吾っ、本当に、どうしたのーーっ」

「今日、部活中の春見たら、ヤリたくなっちゃった」


耳元で囁かれ春の体は一気に熱くなった。

しかし、


「ダ、ダメだよっ。学校だし、誰か来たらどうするの?」

「大丈夫、鍵かけてあるし。さっき警備の人が来て、2時間はかかるって言っておいたから誰もこないから・・・なぁ、シようぜ?」


敬吾は椅子に座りながら立っている春のブレザーとベストを脱がす。

春は口では嫌そうな事を言いながら、自身も制服を脱ぐ手助けをした。


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