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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』(第1話〜第6話)-49

 びくっ、びく、びくっ……

「う、うあっ、し、品子……」
「あ、あぅあぁぁぁ! ん、んんぅぅぅぅぅ!!」
「くっ」
 雄太がずるり、と締めつけられていた己の分身を引き抜く。
「や、やば……ぬ、あ、くぅっ……」
 握られていたのと変わらない圧迫感を帯びたまま、それを擦るのと同じ摩擦を受けた雄太の肉茎が、その刺激に耐えることなどできるはずもなく…

 びゅくっ、びゅっ、びゅるるるる!!

「う、あ……」
 品子の腹部に向かって、白濁液を迸らせていた。
「あ、あぁん……」
 絶頂の火花が収まり、その余韻を愉しんでいたように恍惚としていた品子が、腹部に振り撒かれた雄太の分身たちに指を近づける。そして、愛しげにその分身たちを指で慰撫するように捏ね始めた。
「“赤ちゃんたち”がかわいそう……中で出しても、よかったのに……」
「お、おまえねえ……“今日は微妙だから、中はやめたほうがいいかも”って、言ってたじゃないか……」
「でもぉ……」
 甘えたように拗ねる品子。母性がとにかく強い彼女は、“結婚したら子どもはたくさん!”といって憚らない。まだ互いに学生なので、避妊には注意しているが、性に盛ると彼女はその辺りに愚鈍になってしまうので、最後に気を使うのは雄太の役目となっている。
「早く……早く、赤ちゃん欲しい……」
「卒業まで、な……我慢しろ」
「長いなぁ……」
「そ、卒業して落ち着いたら、たっぷり仕込んでやるから、な?」
「うん、わかった……」
 こうやって、少しだけ拗ねた品子を宥めるのも雄太の“務め”である。多少、骨は折れるが、“惚れた弱み”というやつだ。
(ちょいと、励みすぎたぜ……)
 雄太は時計を見る。時間は既に日をまたぎ、数字の脇にあるカレンダーは“月曜日”を表している。本当なら1回で終わるつもりだったのだが、情欲は尽きず、間を置かずに2ラウンド目を敢行してしまった。
 さすがに、疲労感は強い。雄太は四肢を脱力させ、後拭いもしないままベッドに身を沈ませる。
「雄太……」
 どさり、と柔らかいものが圧し掛かってきた。それを受け止めると、彼女に右腕を差し出す雄太。体を重ねた後、品子は腕枕をよくせがんでくるので、それに準じた行動だ。
「だめ……明後日、大事な試合があるでしょ……」
 だが、品子はそれをやんわりと断った。どうやら、官能に茹だっていた理性は、元の冷静さを取り戻したようである。こうやって、チームで投手を務めている自分の腕を心配してくれるというのだから。
「右腕なら、問題ないだろ?」
 何しろ自分は左利きだ。
「でも、だめ……バランスが、悪くなっちゃうよ。気持ちだけ、もらっておくね……」
 ちゅ、と唇に軽いキスが贈られる。こういう可愛い仕種を何度も見せられてきた雄太ではあるが、それでも飽きない愛しさが品子に対して込み上げてきて、どうしようもなくなってしまう。
(ぐぅ……だが……)
 明後日に控えた大一番を考えると、三度目はよした方がいいだろう。湧き出てきた衝動を何とか抑えて、雄太は柔らかいものを抱きしめたまま、まどろみの中に身を委ねることにした。


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