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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』(第1話〜第6話)-48

第2話 「CONTACT 〜接点〜」


「ちょ、ちょっと……あ、あっ、ああぁん!」
 真下から強烈な突き上げを受けて、既に汗に濡れていた女体は大きく跳ねた。

 ずちゅり!

「んあぁああぁぁ!!」
 その勢いで、更に深い部分に肉剣を突きたてられた女は、ストレートの長い黒髪を汗と共に散らせながら、快楽を謳っている。
「い、一回でやめておこうって……あ、あなた言ったじゃな……あ、あんっ、あうっ、ああん!!」
 抑揚のあるグラインドで、敏感を極めている粘膜を責められてしまっているので、その抗いも虚しい。
「は、あふっ、ん、んんっ、あ、い、いい……素敵ぃ……!」
 そしていつしか、女は官能の虜となって、自らも相手の欲棒を慰撫しにかかった。
 突き上げに徹している男の動きを助けるように、その細腰を妖艶に前後左右に蠢かして、快楽の抽出に努めていた。
「雄太、雄太ぁ……」
 腰を突き上げてくる愛しい男の名を呼び、両手でその頬を掴むと、貪るように相手の唇に食らいつく。
「ん、んふ……ちゅっ……んむっ……」
 呼吸を奪い取ってしまうほどに深い接吻である。互いの情欲が、果てしなく昂ぶっているという証であろう。
「好きよ、好き……雄太、大好き……」
「品子……」
 うなされたように、想いを紡ぐ女の名を呼び、その気持ちに応えるかのように“雄太”は両手を、胸の膨らみに伸ばした。
「ん、んうっ……」
 そのまま遠慮なしに、豊満な二つの双房を鷲掴みにする。
「あ、ああぁああぁぁぁん!!」
 むにゅり、とこの世にある様々な物質では表現できない感触が掌に迸った。
「や、やらけえ……すげぇよ、品子(しなこ)……」
「だ、だめぇ……そ、そんなに強く、揉まれたら……あ、あっ、ああぁああぁぁ!!」
 大きく息継ぎをするように口を開き、背を逸らし、官能を身体中で表現する品子。既に一度高みを越えたその身体は、ありとあらゆるところが敏感になっている。
「う、う……し、締まる……」
 雄太の肉茎が収まっている彼女の柔らかい粘膜は、しかし、根元から亀頭部に至るまで強烈な締め付けをはじめ、さらに中の襞がそれぞれ細やかな痙攣を起している。
「う、うわぁ……た、たまらねぇよ……品子のマ×コ、生き物みてぇに、グニュグニュって……う、く……」
「そ、そんなぁ、いやらしい……」

 ぐっちゃ、ぐちゅぐちゅ!

「あ、あっ、ダ、ダメッ――――……」
 雄太の突き上げが更に激しくなるや、品子の内股が“びくっ”と大きく震えた。
「も、も、わ、わたし――――……」
 眉がより、全身が強張りを見せる。諸手に揉みこまれている乳房の先端が、まるで丘のうえに荘厳に聳える塔の如く、屹立を極めていた。
「………」

 くりゅっ、ぐにぃ……

「お、おっぱい、伸びちゃう! だ、ダメェッッ! あ、あ、あっ……」
 雄太の指がその先端を摘み上げ、乳房を“びよん”と強く引っ張った瞬間であった。
「!」
 かっ、と品子の目が見開いて全身の硬直が一気に強まると、それに比例するかのように、雄太の業棒がきつく締め上げられる。
「い、イクッ……」
 品子が、果てを越えたのだ。
「あ、あ、ああぁああぁぁぁああぁぁぁぁ――――………ッッッ!!!」


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