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紅館の花達
【ファンタジー 官能小説】

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紅館〜白い騎士〜-8

腰を動かす…最初はゆっくりとだが、次第に速さを増す。
『んっ、あっ、あっ、あっ!』
ズン! ズン! ズン!
姫の奥を私の物が突く。
私は浅く速く突いたり、突然深く突いたりと変化を効かせながら姫をあえがせる。
『やっ! あぁん! ハイネルシス! 駄目! イイ! おかしくなっちゃう!』
前戯の段階で感じさせたからか、姫がもうイキそうだ。
だが、私はまだかかりそう…
仕方ない…と姫の片足を上げて、横に寝るような体位に移行して、もたせる。
『こ、今度は…あぁ! 違う場所が!!』
物で姫の蜜壺を掻き混ぜたり、天井を突いたり下を突いたり奥を突いたり。 さらに手で乳房を愛撫したり、充血気味な陰核を刺激したり。
とにかく姫に気持ち良くなって欲しいと、思い付く限りのことをした。
『ハイネルシス! もう…私は、私!』
再びイキそうになってきた姫…私もそろそろイキそうだ。
フィニッシュに移るため、姫の足を降ろし、お尻を持ち上げる。
ちょうど姫がお尻をつき出すような体位…バックだ。
こうなれば、もうガムシャラに突いて突いて突きまくる。
そして空いてる手でピストンの揺れで震えている乳房を掴み、こねる。
『くっ、姫…出ます…』
『ハイネルシス…な、中にして! 私を貴方で一杯にして!』
高まる射精感が下腹部に集中する。
『ハイネルシスぅ…私も…んっああああぁ!!!』
だが、私よりも早く姫がイッたようだ。
蜜壺は強烈に私を絞め上げて、止めをさした。
『で、出る!』
ドクン! ドクッドクッ…
頭の中が真っ白になるほどの強烈な快感に支配され、姫の中に大量の白濁液を吐き出した。
――ヌポッ…
『んぁ…』
ものを抜くと、姫の蜜壺から溢れた白濁液が流れ出す…

『ハイネルシス…』
ベットで二人、寄り添って眠る。
綺麗な金髪を撫でながら、姫の寝顔を見つめている。
姫の寝顔は安らかだった。
(これで…ご病気も治っただろうか…?)
私は姫を愛した。姫も…私を愛してくだされた。
だから、治ったのだろう。私はそう信じ、次第に私にも眠気が襲い、眠りに落ちていった…

『………』
どれくらい時間が経っただろうか…?少し寝てしまったようだが…
ベット起き上がり、服を着る。
(ここは外の様子がわからないな…)
今はまだ夜中辺りだろう。服を着終り、自分の部屋に戻ろうと思い歩き出す。
『…ハイネルシス。』
ふと、姫に呼び止められた。
『姫…起きていましたか…
申し訳ごさいませんが、私は部屋に戻らねばなりません…』
姫はまだ眠そうに頷く。
『わかっています…ただ、起きたら貴方が隣に居なかったから、先程の事が夢に思えて…貴方を呼びとめてしまいました…』
(姫…)
ベットに近付き、そっと姫にキスをする。
『愛しております。 姫。
また朝食の時に参ります…』
そう言って、布団をちゃんと姫にかけて部屋を出た。
(私とて、夢のように思えます…
しかし…)
手には確かに姫の肌を撫でた感触が残っていた。
(姫、ハイネルシスは幸せでございます…)
無意識のうちから表情は微笑となり、産まれてこのかた味わったことの無いほどの幸せに包まれる…のだが。
『・・・』
私を眩しいくらい照らす朝日にその気持ちが掻き消される。
(朝…?)
しかも、もう何人かのメイドが起きているようだ…
『〜〜〜〜!!』
寝坊だ!完全に!
どうやら予想以上に体力を消耗していたようで、ぐっすり朝まで寝ていたようだ。
私は出来るだけ静かに走った。早く自室に戻らなければ!
ドォン!!
だが、こういう時が一番運が悪い…私は曲がり角でメイドとぶつかってしまった。
『イタタタ…』
『だ、大丈夫でしょうか…?』
倒れた相手を起こす。 見知らぬメイドだった。
『…ハイネルシスか…えぇ、大丈夫よ。
こちらこそごめんなさいね、急いでたから…』
しかし、私が知らなくても相手は私を知っているようだ。
メイドは立ち上がり服の汚れを払う。
『そうですか…お怪我が無くて良かった。』
『ん…ありがと。』
メイドはふぁ…と欠伸をすると、そのまま行ってしまう…
(…大丈夫かな…?)
眠いのか?あっちにフラフラこっちにフラフラしながら歩いていくメイド…
だが、私には時間が無かった。
(急がないと…!)
それからは誰にも会わずに自室へと戻ることが出来た…
(なんとか…大丈夫かな…?)
とりあえず、朝の仕事には遅れなかったため、大丈夫だったように思えた…
でも…


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