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紅館の花達
【ファンタジー 官能小説】

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紅館〜白い騎士〜-7

唇を重ねる…唇でついばんだり、軽く吸い付いて姫の唇を愛撫した後、舌を姫の口内に侵入させる。
『あ…ハァ…ムゥ…』
歯茎を舐めたり、姫の舌を絡めりたびにピチャピチャと水音がたつ。
やがて舌を抜くと、姫の舌が物欲しそうに私の舌を追い、舌と舌に唾液の糸が引いた。
『姫…』

………私の目の前に服を脱ぎ去った姫が立っている。
ロウソクを一本だけ残して消し、辺りを暗くする。
『…綺麗です、姫…』
『ハイネルシス…来て…』
姫の手を取り、いつものように手の甲にキスをする。
だが、今日はそれだけでなく、キスの後舌を甲に這わせる。
『ん…ハイネルシス…くすぐったい…』
甲を舐めた後、指を一本口に含み舐める、そして指と指の間を舐めた後、キスをしながら段々と腕を伝って上に向かっていく。
姫をベットに寝かせて、さらに続行する。
『んぁ…!』
鎖骨の出っ張りに差し掛かると姫が声を上げた。
(ここが姫の性感帯の一つ…か。)
少し念入りに舐めたあと、首を伝い、今度は耳を舌で遊ぶ。
チロチロと舐めた後、熱い息を吹きかけたり、耳たぶを唇で挟んだりとすると、耳元で姫のあえぐ声が聞こえる。
『姫は耳が弱いのですね…』
『そ、それは…! その…』
指摘されると恥ずかしそうに顔を赤らめて黙りこんでしまう。
そんな姫の頭を撫でる…
『恥ずかしことではございません… 姫が私の愛撫で感じてくださり、ハイネルシスは嬉しいです。』
そういい、再び首にキスをして胸に向かう。
胸では姫が荒く呼吸するたびにふるふると震える可愛らしい乳房があった。
それをそっと手の平で包み、やわやわと揉む。
『ふっ…あ……ん…』
柔らかい感触の中に一点、固い部分があった。
『乳首がたっております…』
指の腹で乳首を撫でる。
『んぅ…! ハイネルシスぅ……』
舌先でチロチロと乳首の先をいじる…だが、まだ本格的にはやらず、じらしている…
『は、ハイネルシス、じらさないで…して…』
姫が我慢出来ずにねだってきた。
その声の確認すると、乳首を口に含み、勢い良く吸った。
『ああぁ!!』
姫はピンと体を弓のように反らすが、私の口は逃さなかった。
今までのが嘘のように荒々しく乳首を吸い、舐め、もう片方も指で摘んだり乳房を揉んだりと愛撫をする。
『ひゃん!! あぁぁ…んぁ!! ハイネルシスぅ! いい、気持ちいい!』
姫は私の頭を両手で抱き締め、離さない。
そして、少し強く乳首を前歯で挟むと、ビクビクと痙攣してベットに四肢を投げ出した。
『少し…イってしまわれましたか…』
チュっとキスをして、呟く。
そして右手で姫のおへそ辺りを撫で、少しづつ下腹部へ向かう。


金色の薄いヘアーを撫でて、私の手はそこにたどり着いた。
――ヌルリ…
案の定、姫のそこはもう完全に濡れていた。
『ハイネルシス…私…純潔は貴方に捧げたかった…』
姫がポツリと呟いた。
『…姫、看守は姫を楽しませましたか?』
『えっ…?』
『一方的にされましたでしょう…?』
姫は不思議そうに頷いた。
『…痛くて…何がなんだか解らないうちに終りました…』
『…なら、私が初めてです、姫。
貴方の純潔こそ頂けませんでしたが、今のような姫の表情を見たのは私が初めてです。』
私の言っていることがわかった姫はまた恥ずかしそうに顔を手で覆う。
『あ、貴方は意外と意地悪ですね……あぅ…』
私の指が姫の割れ目を擦る。
指一本で外を擦っていたが、人指し指と薬指で割れ目を押し広げる。
『アァ!』
中指が姫の穴を捉えた。
少し入り口を撫でた後、愛液を絡めて指を中に挿入する。
『あ…ハイネルシス…入ってる…』
グリグリと掻き混ぜるが姫には苦痛の表情は無い。
ヌチュヌチュ…クチュクチュ…
指を深く入れ、ザラザラな天井を擦る。
『ふぁぁん! ハイネルシス、ハイネルシス…』
姫の唇にキスをして、指を二本に増やし高速で出し入れする。
グチュ、グチュ、グチャ、ニチャ…
『んっ! ふっ! んっ! んんっ!』
私に唇を塞がれているため、あえぐ声は聞こえないが姫の表情からかなり感じているのがわかる。
私は指を抜き、固く怒張した自らの物を取り出して姫の足を広げる…
『姫…行きます…』
『はい…来て、ハイネルシス…』
先を姫の入り口にあてがい、一気に腰を進めた。
ズブリ……
『〜〜〜〜っ、あぁ!!』
姫の中は暖かく、容赦無い締め付けが心地よかった。
『あぁ…ハイネルシスのが…熱いの、私…ハイネルシスと…』
姫の頬に一筋の涙が見えた。
『姫…』


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