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『sick for ×××』
【若奥さん 官能小説】

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『sick for ×××』-2

陽が寝てしまうと、あたしは台所でウーロン茶を飲んだ。
さっきの精子が口に残ってる感じがしたから。
「ふう…」
ここから陽の寝顔が見える。
さっき、抱きしめられたことを思い出した。
…もちろん、陽のことを思っての行動なんだけどね、フェラしたこと。
ちょっとイヤな思惑がほんの少しある。
浮気防止のため。
まさかとは思うけどね、よくある話じゃん。妻の妊娠中に夫の浮気って。
陽だってまだまだ血気なさかんな青年。
まして、その性欲は人一倍強いんじゃないかとわたしは考える。
それが数ヶ月もお預け状態となったら…。
陽が「したい」時期を見計らって、わたしは彼に「ご奉仕」する。
AVを見るのだって咎めたりしない。むしろ奨励してる。
しかし、それはわたしにとっては全然苦痛じゃない。
妊娠前は、性的にも嗜好の合う陽といろんなセックスを楽しんだ。
だから陽にしても今でもこんなやりとりを楽しみにしているようなので、浮気の心配はないようだ。
むしろ問題はそんなわたしのほうにある。

…さっきの陽の、すごく大きかったな…。精子だってあんなにたくさん出して…。
思い出すだけでも身体が熱くなりそう…。
…はやく、えっちしたい…。
もぞ…、と下着の上から自分の秘部にふれた。
熱くてじんわり湿っている。
陽の傍にいき、ころんと横になった。
もちろん、陽はわたしの体に触れてくれる。
耳、首、背中、胸、脚、お尻…、そして…秘部に息づく陰核…。
手と口、舌を使い、わたしの感じる全てに熱い抱擁を施す。
感じやすいわたしの身体は、必ず絶頂に至る。
現に今日だって4回はイッた。
だけど、と思う。
…挿れたいよぉ。
触れるだけじゃイヤ、もっと熱くて、深いつながりがほしい。
陽の手を取って、下着に潜り込ませ、中指をクリトリスに当てた。
「あふ…」
起こさないように指を噛んだ。
もう2ヶ月もしてない。
経産婦の友人に、妊娠中でも体位によっては性行為は出来ると聞いた。
それを陽に話したら、赤ちゃんの頭を突付いて、びっくりさせるんじゃないかと怯えていた。
でも出来ることならしたい。でも正直不安。
…明日本屋さん行って本買って調べてみよう。
すりすりすり…。
陽の指を激しく動かす。
「んぅうっ…、きもちいいよぉ…あきらぁ…」
パジャマの胸元を開き、指で乳首をこねた。
もじもじと擦り合わせた股から愛液のぬちゃぬちゃといやらしい音が聞こえる。
もうすでにわたしの秘部は蜜で溢れてる。
陽の指で愛液をすくい、クリトリスにこすりつけた。一層快感が増す。
剥き出しになってしまい、つんと尖ったそれを激しく擦った。
「ああんぅっ…!」
…気持ちいいよぉっ!いっぱい感じちゃうぅッ!
たくさんの妄想をかきたてた。
妊娠が分かる前に陽と睦みあったことを思い出していた。
陽が長くて太い指をわたしの中に2本も入れて、それを交互に激しく動かすやつ…。
それされると気持ちよすぎて潮いっぱい吹いちゃったんだよね…。ぴゅっぴゅって。
陽もびっくりしてた。
…あんなの…、したい。
ぬちゅううっ…!
愛液が一層溢れ出る。
乳首をきゅっとつねった。
「んぁ…、ふ…もぉだめ…」
びくびくんっ!
「ぁ…あぁ…」
…またやっちゃった…。
こんなの陽にみつかったらあきられちゃうかな…。
急いで陽の指をティッシュで拭いた。
身体を起こして、下着をくいっとおろす。
「うわ…、すご…」
かくてわたしは熱いシャワーを浴びた。
おなかに手をあてる。
…マジですっごいえっちな子が生まれちゃいそう。ごめんね、こんなおかーさんで。
まだ見ぬ子にそっと詫びたりして…。
これって、マタニティ・ブルーなのかな?


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