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勇助チャンス到来
【OL/お姉さん 官能小説】

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勇助チャンス到来U【優美と香織の交換条件】-3

葉山香織、優美と同じ大学に通う2年。中学からの親友ということで、合格と同時にこの3DKのアパートに2人で住み始めた。
どちらかといえば優美よりも清楚な顔立ちで、背も高く話し方や眼鏡が知的さを思わせる。
実際頭もいい。
男性の人気も高いのだが、いつも洋書等を読んでいる為近寄り難いオーラを出していた。
話してみると、仕草や表情が意外と可愛いかったりするのだが…
優美に比べると胸は小振りだが、それがかえって凛とした立たずまいを引き立てていた。

(ほ〜ら香織、せっかく勇助君が来たんだから…もっと愛想よくしたら?)

(私はこれでも愛想よくしてるのよ)

(そう?香織が久しぶりに勇助君と会いたいって言うから呼んだのに)

(ちょ、やめなさいよ)

小声でやり取りする優美と香織。部屋の入口で立ち止まっている勇助には内容までは聞こえなかったが、何か話している2人の仕草に
"もしやあの日のことを"…と的外れな考えを張り巡らせ、1人冷汗を流すのだった…

・〜・〜・〜・〜・

「でも2日目ってすっごくお腹痛くなるよね」
「私はそうでもないよ…優美は不規則だからじゃない?」

時間は午前0時…

勇助の心配はどこへやら、買ってきた缶ビールを飲みながら楽しい時間を過ごしていた3人。

なんとか猥談に持ち込もうと色々考えていたが、なかなかそのチャンスもなく3時間が過ぎた頃、棚の上にある"物"にふと気付いた勇助が…
『そんな所に生理用品を置いとくのはマズくないですか?』
と、酔った勢いで切り出したことから話しの方向が変わってきた…

「へぇ〜優美さん不規則なんですか?」
「たま〜にね」
「毎回でしょ」
酔いが回ってきたのか3人共顔が赤く、香織が優美にツッコミ等を入れている。

(いい流れかも…)
ここぞとばかりに勇助は話しを膨らませる。
「"その日"の前にムラムラするとかって本当なんですか?」
現時点で精一杯のセリフ…
「ん〜あたしはそんなでもないかなぁ」
(ハズしたか!?)
「何いってるのよ。『香織〜Hした〜い!』とか言って抱きついたりしてきたじゃない」
香織も酔いが回ってきたのか発言が大胆だ。
「え〜あたしそんなことした〜?」
「したわよ。女に抱きついてどうするのよ」
(よしこの流れで!)
上空2000mから飛び降りる…
「でも2人で住んでると、なにかと"静める"のも難しいんじゃないですか?」
「どうだろ?香織?」
「わ、私にふらないでよ」
お酒で赤くなった顔を、さらに耳まで赤くする香織。

(うわ…なんか香織さん、かわいいな…)
恥ずかしそうにオロオロし、視線が定まらない香織の姿は、普段の知的で近寄り難い姿とは逆のものだった。
「ふぅ暑い…私酔ったのかなぁ」
照れ隠しなのか、両手でハタハタと顔を仰ぐ香織。
「女性同士だと、やっぱり暑いときなんかは下着姿とかでいるんですか?」
この"共同スペース"なる部屋に入ってきたとき、勇助はエアコンが装備されていないことに気が付いていた。


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