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勇助チャンス到来
【OL/お姉さん 官能小説】

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勇助チャンス到来U【優美と香織の交換条件】-2

From佐々木優美
それじゃ〜
今から遊びにおいでよ!香織も久しぶりに勇助君に会いたいって言ってるし。
少し片付けるから9時頃で!ね?


「へ?…なんで?」
謝罪メールの返信が優美からのお誘い…頭の中に?を散りばめながら、勇助は携帯の画面を眺めていた。
優美のアパートには何度も遊びにいったことはあるし、同居人の"香織"とも面識はある。
だが今優美と顔を会わせるのは正直気まずい。
「8時15分か…どうしよう…」
暫く迷っていた勇助だが、小さな期待感はあった。
勿論この前のようなことはしないつもりだが、そこは男と女…何があってもおかしくない。というか何かあってほしい…
そしてもしかしたら香織とも…

少し前の勇助ならこんなことを具体的に考えはしなかっただろう…あの出来事が性の歯止めを少しずつ壊し始めたのだ。

そして脳裏に浮かぶ優美の綺麗な秘部…ネットでは味わえないその存在感の虜になっていた。
(もう一度見てみたい…)
今まで修一や優美のアパートに遊びに行って、性を露骨に意識したことなどなかった…
まぁ優美がぴちっとしたTシャツを着ているときに、胸の膨らみや浮き出たブラの線にドキッとすることはあったが…

いつしか勇助の中にある罪悪感は薄れ、いかにしてもう1度…その1点に考えは集中していた。
そして"9時頃いきます"とだけ優美に返信すると、微かな期待感に胸を踊らせバスルームへと向かったのだった……

・〜・〜・〜・〜・

勇助が優美のアパートについたのは9時15分を回った頃だった。
原付きのシートを上げ、中に入っている缶ビールの袋を取り出すとヘルメットをしまう。

安易な考えではあった…
アルコールで酔わせれば、シラフよりはガードが緩むのではないか…冗談交じりでエッチな話しをすれば、ちょっとはその気になるのではないか…
あれこれと考えを巡らせた勇助の出した答えがこれだったのだ。

《ピンポ〜ン♪》

1階左端のチャイムを鳴らす。実は1人で来るのは初めての勇助…色んな意味で緊張していた。
暫くしてドアの鍵がガチャリと外され、勢いよく開かれる。

「いらっしゃ〜い!」

中から出てきたのは優美だった。
いつもの笑顔を向けてくれる優美にホッとするが、やはり目を合わすことができない。
視線を下に落とす勇助は、彼女のスウェット姿に気がつき少しガッカリしたのだった。
「さ、上がって!」
招き入れられ後ろ手にドアを閉めると、そのまま優美の後からついていく。
「いらっしゃい」
長い髪を1つに束ね、眼鏡を直しながら香織が振り向いた…


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