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勇助チャンス到来
【OL/お姉さん 官能小説】

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勇助チャンス到来T【寝ているあの子の三角地帯】-1

―Case1 寝込み―


岩崎勇助・大学1年生。
今日は同じ大学の2年、青田修一の部屋に遊びに来ていた。

高校を卒業してすぐにこのアパートを借りた修一。1室6帖の2DK、2部屋とも畳だったが修一にすればそこが気に入ったらしい…

勇助と修一は高校の部活で一緒に国立を目指していた(結局県ベスト4止まりだったが)そして大学に入ってもサッカーを続けていた。
そんなことからちょくちょくこの部屋に遊びにくるようになった勇助。多いときでは週に4日はこの部屋で朝を迎えた。

練習後の午後7時、いつものようにこの部屋の住人になっていた。
2人共シャワーを浴びジャージに着替えると、これもまたいつものようにサッカーの話で盛り上がっていた。

《ブブブブ…》

そんなとき、バイブにしたままだった修一の携帯が鳴る。
『お!?…もしも〜し!…ああ今家。…うん…マジで?…うん勇助もいる…どれくらい?…わかった、じゃね〜』
『優美さんですか?』
『ああ、あと30分くらいで来るそうだ』

佐々木優美(ゆみ)大学2年。大学は違うが高校が同じだった。
セミロングの髪と整った顔立ちで160?と長身、だがそれを感じさせない屈託のない笑顔が魅力的な女性だ。
決して巨乳というわけではないのだが、アンダーが細い為か数値以上に大きく見える。
面倒見がよく気さくで明るい彼女は、先輩後輩関係なく女性からも慕われていた。

実は修一と優美は付き合っていた。といっても付き合ったその週末にいきなりキスを求めた修一へデコピンをくらわせ、わずか3日で関係は終わったらしい…

その後も付かず離れずの関係が続き、ひょんなことからこの家に来るようになり(もっとも修一1人のときは来ないそうだが)今では2週間に1回、多いときでは週1で来るようになっている。

《ピンポ〜ン!ガチャッ》

『おっじゃましま〜す』

チャイムと同時に入ってきた優美。鳴らさないときもあるので今日はまだマシな方だ。
友人との買物帰りだという優美は結構短めのワンピースを着ていた。

『毎度のことながらこっちが出ていくまで待てないのか?』
『行くって連絡したんだからいいじゃない。別に男2人でいかがわしいことしてた訳じゃないでしょ?ね〜勇助君』

ひょこっと頭をずらし、後ろの勇助に笑顔を向ける。
『実は先輩が今…』
といって胸元を両手で抑える勇助。
『てっめぇ勇助!』
と言った後、3人で笑いあった。

優美は来る途中、お酒や簡単なおつまみ等を買ってきていたが、日付も変わりビールの缶もちらかってくる。
『え〜ほんとに〜』等と話しながらさりげなく袋に缶を入れていく優美に女らしさを感じる勇助。

『うん、うん』とか相槌を打ちながら片付ける人はよく見るが(ほんとに聞いてる?)とか思ってしまう(まぁ片付けを手伝ってあげればいいんだろうけど)
その点優美は自分からどんどん話題を出し、またしっかり受け答えして"片付け"を意識させない自然さがある。


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