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母体の神秘
【熟女/人妻 官能小説】

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母体の神秘15-3


目の前で自分のママの妊娠を知らされた俺は

今までにない興奮で視界がぼやけ始め

もはや何も聞こえてこなくなった。

だから竹太郎さんの、達成感と征服感の入り混じった勝利宣言にも似た話し声も

その時の俺には認識できなくなっていた。

ただ何となく、まだ妊娠の事実をママに伝えるのは止めておくようにと

竹太郎さんが口の軽い松夫に向けて指導してる様子だけは漠然と認識できた。

俺は破裂しそうになっている心臓の高鳴りを落ち着かせるため

タブレットの電源を切ってベッドに身を投げ、目を瞑った。


(ついに竹太郎さんが・・・俺のママの生理を止めてしまった・・・!)


危険日に中出しされたはずのママのパンティーに

松夫と近しい遺伝情報がたっぷり入った白濁液が

あまりにも大量に付着していたのは

既に先約が居たせいで子宮の中に入れて貰えず

本懐をなし得ないまま膣道の外へ滴り落ちてしまったからだったのだ。

ママの股間の女穴からパンティーへ零れ落ちた濁った粘液は

それでも既にママに定着した竹太郎さんの子種に後を託すように

どこか清々しい様子でママのパンティーに染み込んでいったのだった。

今まで頭のどこかでその可能性が浮かびつつも

あえて向き合おうとせず目を背けていた現実を目の当たりにしたせいで

それまでの封じ込めようとしていた色々な考えが

一斉に俺の脳裏をよぎっていった。


『周期がズレてる』

(そういう意味だったのか・・・それを狙っていたのか・・・)


『は・・はぁぁぁ・・んっ』

(あの突拍子もないママの反応・・・まさかあの時に、着床したのか?)


『不順だから・・・ストレスで・・・』

(ああいう言い方も全部、妊娠に気付くのを遅れさせる為だったのか・・!)


今まで感じていた、違和感を覚えた場面が繋がり、疑惑のパズルが埋まっていった。

でも、どうしてだ?

こんな事をして竹太郎さんは何がしたいんだ?

気付かれないようにママを妊娠させて、その事実をママ自身に勘づかれないように

押しの弱いママを丸め込んで誤魔化している竹太郎さんの意図するところが

俺にはどうしても理解できなかった。

俺は未だ激しい興奮で高鳴り続ける胸の鼓動を抑えようと

目を閉じたまま必死に気持ちを静めていた。

その内なんとか眠りについたのだったが・・・

夢の中で、妊娠してお腹を大きく膨らませたママを見た。

ママはどこか困ったような、でも嬉しいような複雑な表情をしていた。

そしてママの胸は大きく張り出たお腹に負けじと

パンパンに膨らんで母性の塊みたいになっていたのだ。

俺は何故か心地よい気持ちになったけれど

次の日に自分の下半身が湿っている感触で目を覚ますのだった。



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