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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 詩織 8-1

時は少し遡り砂織が運転する車の中
助手席に座る詩織に話しかける砂織

「詩織 食事介助ってどういう風にしてるの?」
「うん? わたし左利きだから左側に座って食べさせてるだけだよ」
「おさむさん むせたりはしてないの?」
「とくにしてないかな」
「しているところとかみたいといったら?」
「え?」
「なにかこまることある?」
「いや それはないけど 食事介助になんで興味?」
「うーん 脳性麻痺の人とかあまり関わったことないから
 どういう具合なのか興味あるだけ」
「そ、そう…」
「あと…トイレは?」
「え?」

(トイレ介助してることは言えない)

「おさむさん 両手使えないよね」
「うん そうだね」
「介助必要でしょ」
「そうなるね」
「だから介助は誰がしてるの?」
「おばあちゃんじゃないかな」

詩織は目を逸らしつつ答える

「詩織 どうして目をそらすの?」
「お母さんはどう思ってるの?」
「優美さんに連れ出されたときは優美さんが介助とは思ってる」

(さすがだよね こういうところすごいと思うわ
 どうして母親譲りの頭がわたしにはないのかなぁ はぁ)

「なら おばさんで 家ではおばあちゃんで」
「詩織 なにか隠してない?」
「別に隠してないよ」
「ふーん(トイレ介助も出来てるのかな 隠してるようだけど)」
「そう言えば夕ご飯どうするの?」
「あ 話題変えたね まぁ、いいわ
 夕ご飯は作るけど詩織も台所に立つ?」
「うん 立つ」

(話題変えたことは気づかれたけど
 まぁ、いいか)

「簡単なものから作れるようになって行きましょ」
「ご飯炊くのも出来ないから そこから」
「米研いだり…だね うん」
「ご飯炊くのだけでも出来れば夕ご飯にあわせて
 炊いておくことも出来るし」
「詩織が出来るようになったら
 わたしも楽になるかなぁ
 優美さんにだっこにおんぶもわるいから
 わたしも教えれるところは教えるから」
「ありがと」

そうして
詩織と砂織は自宅に戻っていき夕ご飯の支度に
取りかかるのだった


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