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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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詩織 砂織との会話-2

砂織がおさむに問いかけると
ぎくっと…顔に出てしまう

「あー言う話題するの いや?」
「いやというか…」
「詩織のこともかわいいって思ってるんだよね」
「それは うん かわいい」
「だから ロリコンだと思われるのがいやだったりする?」
「どうしてわかるの?」
「おさむさん 顔に出やすいから
 くみこちゃんが好きって聞いたときに…」
「う…」
「お母さん ロリコンのこと軽蔑しない?」
「うーん? 社会的にはだめだと思うけど
 詩織は楽しいんでしょ? ここにいて」
「うん 楽しい」
「それならとやかく言わないかな
 むしろ わたしたちが忙しくて詩織に寂しい想いさせてるわけだし」
「お母さん…ありがと」
「ゆみちゃんはともかくとして
 くみこちゃんやさゆりちゃんの親とはあったことないから
 こうやって親に会うの はじめてなんです」
「あら そうなんですね 草摩さんや鈴木さんは…」
「正直 不安でした」
「わたしと会うのが?」
「はい…」
「いろいろ聞かれると思って?」
「はい 実際 きかれたし」
「そうですね 聞いちゃってますね わたし」
「会ってみて どう感じました?」
「会話はできるし普通の人…とは感じました」
「ふつう…」
「いろいろ 普通じゃないと思ってますよね? ご自身で」
「はい…脳性麻痺だし引きこもりだしロリコンもそうだし」
「自分でそれを言ったらだめですよ?」
「おさむくん お母さんの言うとおりだよ
 それいったらダメだよ そんなおさむくんと
 関わってるわたしたちがいるんだからね?」
「詩織の言うとおりです
 障害あって出歩けなくて引きこもり…は
 仕方ないじゃないですか」
「ロリコンは?」
「そこは…うん まぁ…でも
 ロリコンだから詩織と関わってるんですよね?」
「うん」
「わたしもおさむくんは話しやすいと思ってるし」
「この子もこう言ってるわけだから…」
「ありがとうございます」
「それから おさむさん 月1でわたしもここに来てよろしいですか?」
「「え?」」

砂織のその言葉に
詩織とおさむが思わず声を出した

「お母さん どうして?」
「体重測定とか顔色とかいろいろみたいからかな」
「そんなに不健康?」
「今日みた限りだと顔色は思ったよりよさそうだし
 体重も40.2だから予想よりは…」
「おさむくん 体重増えたのね」
「うん」
「よかったね」
「うん くみこちゃんやゆいちゃんにも伝えないと」
「二人とも心配してたもんね」
「くみこちゃんだけじゃなくて ゆいちゃんも?」

おさむが書いたことに砂織が突っ込んでくる

「二人とも体重軽いこと気にしてくれていたし
 それで食べさせて貰っていたから」
「そうなのね もしかして 料理するようになったのも
 二人ともおさむさんのため?」
「うん うちのため」
「それなら二人にとっておさむさんも
 大切な出逢いだったわけでしょ」
「そうなるのかな」
「あんまり自分を否定するのはやめなさいね」
「はい」
「詩織も料理作れるようになったら
 食べさせるんでしょ」
「あ うん そのつもり」
「この子もふくめて…出逢い自体はよかったと思うようにしてね」
「はい それで体重測定だけ? 血圧等は?」
「計りたいなら持ってきますよ?」
「え…しなくていいです」

砂織はにこっと笑うと
時間を確認し

「そろそろ わたしたちもお暇しまいと」
「もう5時近くになってるね お母さん」
「長居しちゃったようで…」
「それじゃ、おさむくん またあした」
「また…」

詩織と砂織はおさむの部屋から出て行き
居間に向かい居間にいた恵美子と幸子と挨拶を交わし
帰宅していくのだった


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