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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 詩織 7-1

6時過ぎ 石見家

詩織は一人自室で宿題等をしていると
玄関から母親の声が聞こえてくる

「ただいま」

その声に詩織は部屋から出て玄関に向かうと

「お母さん お帰り 話あるんだけどいい?」
「うん? 台所に行くけど
 夕ご飯の支度しつつでいいなら?」
「うん わかった」

詩織の母親は荷物を
自室に置いてから台所に向かう
詩織も台所で待っていて

「それで話って…明日のこと?」
「うん そう 久保田さんのところに行くんでしょ
 2時前?」
「うーん 1時過ぎに行こうと思ってたけど」
「ゆいちゃんのお母さんも行く予定だから」
「え? 橘さんの奥さん どうして?」
「ゆきちゃんのおじさん 初対面の人相手だと…
 会話するのも…」
「あ、あぁ…それで橘さんが付き添いにいてくれるってこと?」
「居間で会話するなら足で書いてする方式になるし
 おじさんの部屋ならパソコンの画面に伝えたいこと
 タイピングすることになるけど
 お母さん一人だと…おじさんの方も不安らしくて」
「それ 詩織に伝えてきたのね」
「うん そう」
「わかったわ 2時くらいにするね」
「ありがと それで学校終わったらそのまま
 久保田さんとこにいっていい? お母さんいるなら帰りも楽だし」
「詩織が来るのって3時半ぐらい?」
「うん そのくらいになると思う」
「わかった 詩織が来るまで待ってるね」
「ありがと それでなに話すつもり?」
「お礼とか…あとは気になってるのは顔色とかかな
 引きこもりしてるんだよね」
「そうだね 日焼けはしてないから白いよ」
「ちゃんと食べてるのかとか 体重は40キロないんでしょ」
「もしかして診察するために行くの?」
「そんなに詳しく診察しないから安心して」
「わかった おじさんにはLINEで伝えておくね」
「うん」

詩織は夕ご飯やお風呂などをすませて
残っていた宿題をやり終えたあと時間を見ると
9時ぐらいになっていた

「おさむくん いい?」

しばらく待っていると返信が届く

「うん いま ゆきちゃん戻ったから」

(ゆきちゃん 今日はいじめたりしてない?)

「今日はいじめられたりしなかった?」

「ゆいちゃんとこでの様子は聞かれたけど
 くみこちゃんとのことは言わなかった」

(くみこちゃんのこと言うと不機嫌になりそうだもんね)

「そうなのね それで明日だけど
 2時くらいにお母さん行くから」

「うん わかった ゆみちゃんのほうが先に来てくれそう」

「おばさんには面倒かけちゃうけど」

「うん」

「知らない人 相手は不安」

「顔色とかみたいらしいから」

「これでも ゆみちゃんに連れ出されるようになってからは
 体重も増えてるし顔色も前よりはよくなってる方だと思うんだけど」

「そうなのね あと 明日 わたしも行くから 3時半ぐらいに」

「もしかして しおりちゃんのお母さん 長くいるの?」

「わたしが来るまでいるみたい」

「そう…わかった」

「ふあん?」

「うん」

「変なことしないようには言ったから」

「うん 明日待ってる えっちはむりだけど」

「そりゃそうでしょ お母さんいるんだし」

「うん」

「それじゃ、寝るね」

「おやすみなさい」

「おやすみ」

携帯を机において
トイレに行きながら

(今日 えっちしてるのに
 えっちむりとか そんなえっちしたいの? もう…)

そう考えながら呆れる詩織
トイレをすませて就寝するのだった


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