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マニア雑誌で見つけた素敵な人々
【歴史物 官能小説】

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【1】45歳男・37歳女-3

A男:彼女の勤務先に電話しております。
編集部:それはまたスリリングですね。
B代:幸いと言いますか、電話が掛かって来ても、左程おかしな相手でもないものですから。ただ、極力簡単に済ませる様にはしています。
A男:スパイ映画で見るような暗号は使いませんけれどもね(笑)。時候の挨拶とか最近のご機嫌を伺うような事も散りばめましてネ。
編集部:色々工夫されているのが読者諸氏にも参考になりますから。
A男:決めておいた日になりますと自家用車で彼女が勤務している学校の近辺まで参りましてネ。勿論、校門前で人目に付く訳には参りませんから、少し離れた場所で落ち合いまして、車にて郊外に向かう訳です。
編集部:カーセックスや野外セックスの件もご報告いただいておりますが、これから季節が到来して結構ですネ。
A男:虫が居なけりゃいいのですけどネ(笑)。
編集部:ところで毎回お寄せいただくレポートが達筆でありまして感心しているんですが、この流麗な文字、女文字ですよネ。
A男:レポートの執筆は彼女に任せています。ボクはネタを提供するだけの役回りでね。
編集部:書道の先生かと思うぐらいなのでありますが、どんな気持ちで書いていらっしゃるのですか? いろいろ、何といいますか、卑猥な単語も多く書かれてありますけれども。やはり弊誌はバギナでもペニスでもなく「お〇んこ」とか「お〇んぽ」を用いたいと思っておりますのでネ(笑)。
B代:恥ずかしいですね。恥ずかしい気持ちで一杯なことは確かです。
A男:彼女は教科は国語でしてね。普段は教科書に載ってるような名作の事とかを授業している訳ですが、レポートのような代物もなかなかのものでね。
編集部:そうなのです。文法と言いますか、文章構成がしっかりされて居りますのでね。大変にしっかりした方とはお見受けしてはいたのです。編集部としても修正の手間いらずで二重三重に重宝している訳です。
A男:試験の答案の採点もそこそこに、寝息を立てている夫君を背にして夜なべして執筆してくれているのだそうですから(笑)。
編集部:有難い限りです。このような文章を書いて居られていたら布団に入ってもなかなか寝付かれないのではありませんか?
B代:そうですね。神経が昂ってしまいますね。
編集部:性器の表現は下品を以て上等という考えなのですが、これらは当然としても、「ガン突き」、「杭打ち」、「串刺し」…こういう、目を覆いたくなるような(笑)、随分と粗野な表現も豊富に書かれておりましてネ。卑猥な用語もご存じだった?
B代:とんでもありません。やはり、此方から教わったり、雑誌から学ばせていただきました。
A男:学ぶと云うあたりがやはり教師でネ(笑)。やっぱり愛読というか熟読しているのですよ、生来真面目ですから。ボク自身も当事者でありながら後刻読んでも興奮してしまうのですよ。満更、彼女も嫌がっている訳でもない。仕上がった文章を朗読させてみたりするのだが、なかなか興奮してしまいますよ。聞けば自分が書いた卑猥なレポートを反芻しながら夫君が寝ている横で自慰に耽っているというのですからね。
編集部:あのレポートを朗読ですか、それはなかなか結構な趣向ですね。やはり自分たちの性行為が変態的であるほどに興奮も極まるという事でしょうし、自らの筆でその事を書き記すと、不特定多数の読者の目にわざわざ触れさせるためにネ。どうです? ひとつここで朗読してもらえませんか?
〈写真:情感を込めて自身のレポートを朗読〉
B代:恥ずかしいですが、では…。(先月号三十二ページに掲載のレポート「変態教師特別研修」を朗読。半分程度のところで)もう、これぐらいでよろしいでしょうか?
編集部:堪能致しました。研修にお出かけになられたしっとりした寺町の風情も的確に表現されていますし、そこから一変して連れ込み旅館での破廉恥極まりない交合と痴態。思いのほか情感たっぷりに読まれましたので、恥ずかしながら我が愚息も、そしてA男さんもすっかり勃起して居りますネ。朗読をなさってどのようなご気分ですか。どうぞ、貴女の声で興奮しているA男さんの御逸物に手など添えられても結構ですよ。
A男:体調の変化も含めて…遠慮しないで。
B代:わたくしたちの恥ずかしい行為を申し上げまして、それをまた聞いていただきまして、恥ずかしい限りでございます。…わたくし、もう、すっかり潤んでしまいました。
A男:表現は上品の域を出ていないけれども。その分、行為でカヴァーしようかネ。ちょっとご披露して。
(促されてパンティを脱ぐB代嬢。片足を応接机にあげると女陰を指で拡げて堂々の御開帳。陰唇は年齢相応に色づきつつも、指で開かれた肉の色は瑞々しさを保っている)
編集部:B代さんの美貌と相容れない破廉恥な行為、仕草で大変結構なのですけれども、このようなことは頻繁になさって居られるのですか?
A男:今日が初めてだね。ボク以外の面前でこのような事をするのは。B代は実はこういう破廉恥な事が大好きな助平な女なのだよね。
B代:…はい。
A男:スケベな汁で割れ目をぐっちょりと濡らしてもうすっかりB美の大好きな肉の塊をお迎えする準備が整ってしまったということだネ。そろそろ編集部さんの御一物を頂戴しようかね。
B代:(急ぐようにパンティーを戻しながら正座に戻って)よろしければ是非お願いいたします。


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