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人妻奈岐
【熟女/人妻 官能小説】

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エアーセックス―2-1

 亮とのエアーセックスは、奈岐の期待通り、オナニーのときに想像した通りに奈岐の身体を愛おしむように愛撫していった。
 奈岐は亮の言う通りに自分の手で、指で自分の身体を触っていった。
耳やうなじ、首筋とを行ったり来たりしながら、奈岐の豊かな胸を服の上から触ってくる。そうやってたっぷりと服を着せたまま愛撫を繰り返して雰囲気が作られていった。
亮が服を脱ぐよう促すと、奈岐は恥ずかしがりながら上に来ているモノを脱ぎ、スカートを脱いだ。亮はすぐに、
「なぎ、きれいだよ、とっても」
と奈岐にそれを伝えると、奈岐はなぜか心暖まってくる。
「なぎ、好きだよ、キャミも脱ごうね」
と言われて奈岐は素直に亮を喜ばせたいという思いになってキャミをとった。
「なぎの、身体は本当にきれいだ、、、、全部舐めていきたい、肩からワキを舌で舐めていくよ、ペロペロペロペロ――」
 奈岐は指でそこを辿って肩からワキへ三本の指でさわさわと愛撫してくのだった。奈岐はワキを愛撫されたことが無かった。少しくすぐったい気持ちを我慢してさわさわと指を這わせていた。
「なぎの汗の臭いがする、あま〜いエロスの臭いがする、ペロペロペロペロ――」
 奈岐にははじめての快感がやってきていた。少し背中に鳥肌が立つような快感が襲ってきていた。そしてクリトリスに血流が増し、脈に応じてじんじんと感じられてきていた。
 亮のつくる雰囲気に奈岐は全てを投げ入れるという気になっていた。それはこれまでのチャットでそこまで相手側の気持ちを感じたことがなかったのと、睦夫と別れてから奈岐自身、男から念の入った優しさを感じたことが無かったからなのだろうと思う。
 
 奈岐は、亮の愛撫に集中していた。ブラを剝ぎ取られ乳房を露わにされ、そこに亮の唇が近づいた。
「なぎ!、綺麗な乳房だ、本当にきれいだよ、乳首がピンク色に輝いてる、舐めたい」
胸元にから奈岐の豊かで張りのある乳房へ亮の唇や舌が優しく這っていき、その乳輪へ近づいてきたと思われた瞬間だった。
「なぎ、愛撫する前にもう乳首がこりっとしてきているね」
ずぼしだった。
「下から舐め上げてあげるね、ぺろっ、、、、」
 奈岐は指で乳首をゆっくりと撥ね上げた。
「あん、あん、、、、」
 奈岐の吐息がやさしく漏れて亮のあそこを刺激した。奈岐の吐息が醸す色気は、真冬の温泉の湯気のように男の身体を包み込むようだった。それを聞いた男は奈岐の豊満な身体を抱きに行かずにいられない。
 ピンクの乳首は、より固く立ってきて奈岐自身の指で快感を増していた。亮がそうさせて、奈岐がその指に自らの唾液をたっぷりつけて快感が増したピンクの乳首をはじき始めるとその快感が奈岐の脳天に走り始めた。
「あん、あんあんあんあん、、、あ〜んあんあん、、、、」
 亮は、さらに奈岐の敏感な部分へと手を伸ばすようさせていった。太ももから股間、そして性器の中へと指を導いた。指はゆっくりと奈岐の美しい肌の上を這い巡っていった。その指はさわさわと男の性欲を表すようにまたそそるように、奈岐の肌を這い巡り奈岐の性感を高めていった。奈岐は乳首への愛撫と下半身のソフトな愛撫で官能に染められた。
「あん、、、ああん、、あんああんあんあん、、、、、」
吐息が止まらない。
「なぎ、きれいだよ、、、、もっともっと気持ち良くしてあげるからね」
「なぎの感じている姿、声、可愛い!、大好きだよ!、、もっと感じてごらん、なぎはもっと気持ち良くなれるよ!」

 奈岐は言葉によって乗せられているのだという自覚があった、それはこれまでにない心地良い自覚であり、快感だった。そしてさらにその言葉に乗っていくことによって快感を高めることに集中していった。このことが意味する官能の世界での余沢について奈岐は後で実感することになる。
いずれにしても性の奥深さを奈岐はこの場所でこの亮とのことによって学んでいったのだった。
「りょうさんっ!、、、りょうさんの指や舌で刺激されてる、、、、すごく気持ちいい!、、、、もっと舐めて!」
 奈岐は、愛されて優しく性感帯を刺激されることが堪らなく好きだった。亮の愛撫は奈岐を焦らせてなかなか核心へと指や舌が向かわない。行くかと思うと、手前で引き返し、その周りを優しく刺激してくれる。特にクリトリスへの愛撫がそうだった。
「クリちゃんのまわりを指でなぞるようにしてあげるね、クリに向かって押すようにしながらなぞるよ」


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