投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

人妻奈岐
【熟女/人妻 官能小説】

人妻奈岐の最初へ 人妻奈岐 78 人妻奈岐 80 人妻奈岐の最後へ

おもちゃ-3

 奈岐は、中に亮の精子を注ぎ込んでほしかった。
奈岐は一度も中に注ぎ込まれたことが無かった。啓介はいつもそれを避けた。どうして注ぎ込んでくれないのだろう、中に思い切り出してほしかった。奈岐は子どもが嫌いなわけではなかった。啓介がほしいのならいつでも産む気持ちでいた。それなのに、、、
いつからか男の精子を請いそして中に放出してもらう、というのは愛し合う二人にとっての証なのだと、奈岐はそう思わずにいられなくなっていた。
 その本能が、朦朧となるほどに快感に酔わされてきた奈岐の中に溢れ、亮の愛を強く求めていた。心から亮のものが欲しかった。
「りょうさ〜ん、ほ、し、い〜ッ!!りょうさんの、、が、、ああアンあん〜あんッ!!ほ、し、いいイ〜ッ!!!」
「なぎ、どこにほしいの?中に出すの?」
「うん、、、、あああ〜んっ!、な、か、に〜ッ!」
「あかちゃん、できちゃうよ、いいの?」
「うん、、、ああああ〜んッ!ほ、し、い〜ッ!!」
「わかったよ、身籠るんだ、ぼくの子どもを身籠りなさいッ!」
「は、あ〜い、、、な、か、に、、、ああああああー―ッ!!」
「出すよ、いいね、一緒に逝こうッ!!思い切り突くよ!!」
「ああああああーー逝く逝くああああ―ーーー逝くウうッー!!!」
「なぎの中に―――ッ!!!」
 どぴゅどぴゅドピュー――ッ!、、、、、、、ドクドク、、、ドク、、、、、、、、、亮と奈岐の愛が結合した性器を一つにして、亮の精液が奈岐の子宮に大量に送り込まれていった。
 奈岐は頂点をきわめながら亮の精液を受け入れ、その精液と奈岐の愛液が交じり合いながら、奈岐の子宮で蠢いているのを感じた。性器全体に快感の余韻のしびれがジーンジーンと響き、その血潮が身体全体にめぐっていた。そして奈岐はこれまで感じたことのない仕合せの中を漂っていた。
もう何もいらない、、、、、、ほしかったものがここにある、、、、と思った。
もし亮とのこの交接がリアルであったなら奈岐は確実に妊娠していただろう。奈岐の身体全体、特に性器の反応が妊娠を促し、受精へと結実するものであったことは明らかだった。奈岐の中に女性ホルモンが横溢し、女が精子を受け入れるというのはこういう状態であるに違いなかった。
イメージの中であったのであるが、奈岐の感覚としてはそれが確かなものとしてはじめてその子宮に精子を受け入れた仕合せに酔い痴れてしばし心は天を泳ぎ彷徨っていた。

亮も満たされた時を味わっていた。奈岐を愛し続けて訪れた射精の快感は男としてこれ以上はない満足感を伴なって亮のこころを捉えていた。奈岐とのことを一度は断ち切ろうとしたが出来なかった。しかしこの交接を通して奈岐が掛け替えのない女性だということを亮は心底納得していた。いま亮が思うのは、交接だけではない奈岐の魅力だった。交接を終えたばかりだからこそ、それが否応なく亮のこころに奈岐へのセックスを超えた思いを認識させた。
そしてそれは引き返すことのできない道を歩んでいることの自覚だった。亮はもう決断をして奈岐を説得するしかないことを悟っていた。


人妻奈岐の最初へ 人妻奈岐 78 人妻奈岐 80 人妻奈岐の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前