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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 優依 41 5月7日 朝-1

翌朝 優依は平日と同じように
6時台に起床をし洗顔や着替えをすませたあと
台所に向かう
すでに優美が朝ご飯の支度を進めている中
優依を見るなり

「おはよう 何時に出る予定?」
「8時には出ようかなと」
「そんなにはやく? どうして?」

優美は疑問を感じて優依に聞き返す

「おさむくん わたしに起こして貰いたいみたいだから」
「え? おさむくん まだ寝てるの?」
「9時過ぎまで寝ていたらしいし昨日」
「そ、そう いつも早く起こされてるのね 火曜と木曜」
「そうみたいだね でも、ここでも寝てるんでしょ」
「えぇ…わたしが掃除洗濯している間 寝かせてる」
「お母さんには起こされてるのね」
「なによ やきもち?」
「今日 起こしてあげるからやきもちはないかな」
「そ、それで…昨日作ったコロッケ
 おおめに持っていった方がいいと思う」
「うん ゆきちゃんたちも食べるでしょうし…」

そんな会話をしつつ
朝ご飯の支度をしていると
優依の父親と優花も今にやってきたのを見て
優依は台所から皿を持ち運びながら

「お父さん ゆか おはよう」
「おはよう はやいな」
「おねえちゃん おはよう」
「もうちょっと待ってて 朝ご飯運んでるから」
「あぁ、ありがと」

二人が席に着くのを見つつ
せっせと朝ご飯を運ぶ優依
そして優美の方も台所から運ぶのに加わり
朝ご飯を4人で食べ終えると
優美が優依の父親に

「あなた 優花おねがいね」
「あぁ、優依を送っていくんだったな」
「すぐ戻ってくると思うから」
「夕方にまた迎えに行くんだよな」
「うん わたしがするから」
「わかった」

優美と優依の父親が会話をしているのをよそに
台所で洗い物をすませたあと
2階へ戻り出かける支度をして降りてくる

「優依 忘れ物は?」
「エプロン 携帯 コロッケ 野菜ジュース………とくになさそう」
「大丈夫そうね あなた あとよろしくね」
「あぁ…運転 気をつけて」

優美は優依を乗せて車をはしらせ
久保田家に向かうのだった
運転中に優依に話しかける優美

「おさむくん 1週間 顔もみれなかったから
 様子教えて欲しい」
「そんなに変わらないと思うけど
 グループLINEの様子は確認してるでしょ」
「それは…そうだけど」
「明後日 会えるでしょ お母さん」
「明日の昼にでもLINEするつもり」
「そう言えば お母さん LINE出来てなかったね」
「さすがに…旦那がいる中だと」
「そうだね お父さんに気づかれるのもだめだしね」
「うん…」

久保田家にやってきて優依は車から降りると

「ありがと 4時過ぎにおねがい」
「うん おさむくんによろしくね」

そんなやりとりをしたあと
優美は自宅へ引き返していく
車が去ったのを見てから優依は
玄関にやってきてチャイムを押す

「はーい ゆいちゃん いらっしゃい」

恵美子が玄関にやってきて
優依を迎え入れる

「おじゃまします」
「あの子 まだ起きてきてないけど」
「はい 起こして欲しいって言われてるからわたしがします」
「ほんと ゆいちゃんにそんなことまで言ってるの?
 困った子だね ごめんなさいね」
「いえいえ あと 昨日 作っておいたコロッケです」

優依が居間に向かう途中で
恵美子にコロッケが入っている容器をわたす

「こんなにたくさん?」
「おさむくんだけじゃなくて
 みんなで食べて欲しかったので」
「ありがとうね お昼にいただくわ」
「それで おさむくんの朝ご飯は?」
「朝 あんまり食べたがらないから…パンだけでいいと思う」
「一応 野菜ジュースも持ってきたので飲ませますね」
「くみこちゃんだけじゃなくて
 ゆいちゃんにもこんなにめんどう見て貰えて
 幸せ者だと思うね あの子」
「あはは 朝ご飯の用意は…おまかせしても?」
「えぇ…パン焼いておくから あの子起こして貰えます?」
「はい」

優依は恵美子との会話を終えると
おさむの部屋に向かうのだった


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