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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 優依 40-1

橘家 優依の部屋 9時過ぎ

(おさむくん そろそろゆきちゃん戻った頃かな)

優依はそう考えながら
パソコンでLINEを送る

「こんばんは 寝てないよね」

「いま おしっこ終わったところ」

「ゆきちゃん 戻ったところなのね」

「うん」

「今日はどう過ごしてたの?」

「朝9時にゆきちゃんに起こされて
 ご飯食べたりして11時前までゆきちゃんといたけど
 LINEでしおりちゃんが」

「え? しおりちゃん どうしたの?」

「お母さん仕事で呼び出されたから
 暇だったみたいで 来てもいい?って…」

「ゆきちゃん 反対しなかった?」

「うん その場にいたから確認して
 いいって言われたから」

「それでしおりちゃんが11時過ぎから来ていたのね」

「うん そう あとお母さんは帰宅出来るかどうかわからなかったし
 お父さんも遅いようだったから
 夕ご飯までいたらって言って夕ご飯も食べさせてから
 お兄ちゃんがおくって行ってくれた」
「お兄ちゃん…あ ゆきちゃんのお父さんのことね」
「うん そんな感じの一日」
「そっか しおりちゃんって両親共働きだったね」
「だから鍵っ子だよね」
「一人で留守番もつまらないよね 考えてみると」
「うん」
「それで しおりちゃんと二人きりだったんだよね 午後は」
「うん そう」
「ゆきちゃん よくいいっていったよね」
「うん その代わり 8時から9時に」
「なるほどね」
「ゆいちゃんは今日は?」
「特に出かけてないし部屋でゲームしてた」
「とらいあんぐるハート?」
「うん そう 休み中に1作目は終わったよ」
「めんどくさいゲームだと思わなかった?」
「あ、あー うん 確かにめんどくさいって感じたけど
 楽しめたよ ファンタジー要素もちょっとあったね」
「幽霊の子とか…」
「うん そう おさむくんは誰が好み?」
「小鳥ちゃん あと…ななかもすき」
「やっぱり 小鳥ちゃんか 胸小さいからでしょ」
「う…うん 性格的には唯子はゆいちゃんに近い?」
「明るいところとかだよね
 それで…とらいあんぐるハート2 はじめてるけど
 こっちは…知佳ちゃんとみなみちゃんでしょ?」
「やっぱり わかりやすいの?」
「そりゃ わかるよー」
「知佳ちゃんはオープニングも歌ってる」
「風に負けないハートのかたち…だね」
「うん あれも好きだから うたってほしい」
「覚えたら歌ってあげるね」
「たのしみ」
「そんなにわたしの歌ってる姿とかみたいの?」
「みたい」
「明日 なにか歌ってあげる?」
「うん あと あした 朝 寝ていたらだめ?」
「えー? わたしが行くのに寝てるの?
 それって わたしに起こして貰いたいとか?」
「起こして貰いたい」
「もう…そう言うこともしてほしいのね」
「うん いや?」
「呆れちゃうけど してあげるね」
「ありがと ゆきちゃんとかあやちゃんには
 して貰ったけど」
「二人とも一緒に住んでるからだもんね」
「だから なかなか機会ないもん ゆいちゃん」
「だよね だから明日してあげるね」

(おさむくん こういうこともして欲しいとか
 明日 はやめに行った方がいいかなぁ)

「明日寝てていいんだよね」
「うん 9時前には行くと思うから
 それまで寝てていいよ 起こして おしっこさせて
 朝ご飯食べさせる 全部 わたしがするね」
「うれしい たのしみにしてる」
「喜んでくれるんだぁ」

(そんなに嬉しいのね)

「だって 好きな人にいろいろしてもらいたいもん」
「あは」
「あと おかずは?」
「コロッケつくったよ 揚げたてじゃないけど
 明日食べてね」
「ありがと 朝は無理だからお昼に」
「あー 朝 そんなに食べれないのね」
「うん」
「じゃあ、野菜ジュース持っていくから朝はそれだけは飲んで」
「うん そうする」
「ちゃんと朝ご飯食べなきゃ めっ!するからね」
「ほんと?」

(そこでうれしがらないの もう)

「嬉しそうだよね そんなに叱られたい?」
「うん 叱られたい」
「10歳の子だとわかってる?」
「そうだけど…」
「明日 少しでいいから朝ご飯食べようね」
「うん ちゃんと食べないと めっ!だよとか」
「そのときにも言って貰えたら嬉しい」
「はいはい」

(ほんとに おさむくんって)

「それじゃ、そろそろ時間」
「あ うん そうだね 明日ね」
「うん おやすみなさい」
「おやすみ」

優依はパソコンをシャットダウンさせて
トイレに行ったあと部屋に戻り
消灯してベッドに入るのだった

(おさむくんの寝顔…たのしみかも)


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