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人妻奈岐
【熟女/人妻 官能小説】

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睦夫との別れー1-1

 しかし、そういう仕合せは長く続かないものらしかった。
二週間ごとに上質のホテルで情事を繰り返し、奈岐の身体も心も満たされていたが、ふとしたことでそれは瓦解の方向へ向かっていった。それは逢瀬を続けて数か月たったころだった。

夫の啓介が久しぶりに奈岐の身体を求めてきて、その夜二人は愛し合った。啓介がいつものように奈岐にフェラチオをねだり、奈岐は大好きなフェラチオを啓介にしてあげた。そして、啓介が奈岐の中に生のままのおちんちんを入れてきてピストンを始めた。
睦夫との情事で奈岐のあそこの感度が上がっていたのだろう、啓介はいつに増して乱れる奈岐に嬉しい喜びを感じながら、ピストンを繰り返していた。啓介はかならずしも奈岐を逝かせなければということは思ってなく、ある程度気持ちよくさせて自分も射精する、というスタイルだった。
でもこのときは、奈岐の血潮が満ちてきて啓介のピストンにも気合が入った。そして二人が久しぶりで逝きあう、そのときだった。奈岐が、
「中に出して、、、、逝くウーー、逝く逝くウ逝くウうーーー中に!」
と今にも逝きそうなよがり声を上げていた。
 啓介は、中に出すつもりは無かった。そもそも子供をつくるという話もしたことが無かった。快感が中に出せと啓介に迫ってきたが、どうしてもそうは出来ずいつものように奈岐のお腹の上に多量の精液を放出した。奈岐はいつもは啓介のモノを手に取り絞り出すようにしごくのだが、今日は逝って放心したのか、啓介が自らしこしこと絞り出した。
 
 その後、啓介は快感の余韻の中で奈岐の身体を見ていた。上から見ていたせいかもしれない、さきほど近くで愛撫したときにはわからなかったが、奈岐の乳首が微妙に形を変えていた。
 さきほどの逝く間際の「中に出して」という奈岐の叫び、そして乳首の形、何か変なのかもしれなかった。「中に出して」などと奈岐が言ったことは今までなかった。そして乳首の形にもなにかこれまでと違った感覚を持った。
そして改めて思い出してみると最近奈岐が綺麗になったことに気付いていた。先週水曜の朝にメイクし終わった奈岐が出勤しようと啓介に声掛けしたとき、綺麗になったとハッとなって気づいたことを思い出した。そしてだからこそ今晩奈岐を抱こうと思ったのだった。

そう感じて、啓介は奈岐の行動を改めてよく観察するようになった。すると、確かに夜遅く帰ることが時々だが以前より増えていた。そしてある時など、疲れているのか、啓介に挨拶もせずに寝てしまったことがあった。
よく考えると、もしかしたら自分にも責任があるかもしれない、と啓介は思い直して毎週奈岐の身体を求めることにした。そう思うと奈岐の身体は瑞々しく女らしく成熟してきたことに気が付いた。
次の土曜日、啓介は奈岐と二人で美味しいお寿司屋で夕食を取り、手を繋いで家に帰った。そしてお風呂に入り、ゆっくりとして奈岐がお風呂から出るのを待った。
お風呂から出てきた奈岐は、化粧を落としすっぴんの素顔をみせていつに増して可愛かった。啓介は今までそんなことをしたことが無かったが、髪を乾かす前の奈岐に近付き、キスをし、ブラもしていない奈岐の乳房をまさぐった。そして乳首を人差し指と親指で挟み、やさしくぐりぐりと愛撫した。
「あん、、、、」
 奈岐はいつもは「やめてよ」と言ったりして「あとで」とかいうのだったが、今日は快感を感じて身体を預けてきた。
 啓介は、奈岐をベッドに導き、パジャマを脱がして奈岐の豊かで弾力のある乳房にむしゃぶりついていった。そして乳首を愛撫しにいき、良く乳首を観察した。最初から奈岐の乳首はコリっと立っていた。そして啓介が愛撫するたびによがり声を上げた。
「こんなに奈岐の乳首は感度が良かっただろうか?」
と心の中でつぶやいて愛撫を続けた。
 三十歳を超えてから啓介はそれほど奈岐の身体を愛撫するという習慣が無かった。もちろん、濡れて感じてほしいのは男である限り変わらない。しかし、知り合ってから数限りなく二人でセックスを繰り返してお互いが空気のようになっており、愛撫について丁寧にしつこいくらい快感を高めてやるということからは遠ざかっていた。
 
 啓介の愛撫の一つ一つに奈岐の身体の反応は明らかに感度が高まっていた。いままでは性感帯を刺激して、ヒクヒクと震えたことなどほとんどなかったのに今日はクリトリスを指でゆっくりとはじくだけでヒクヒクと身体を震わせ、小さいが堪らないようなよがり声を上げ続けた。特に啓介の愛撫がうまくなったわけではなかった。以前のようにしただけだった。
 しかし啓介のあそこは奈岐の反応に喜びに雄たけびを上げてそそり立っていった。こんなに可愛い妻をなぜもっと抱かなかったのだろう。啓介の本能は悔いていた。
 啓介は、奈岐にフェラを求めた。そして、奈岐は入念に舌で、唇でその陰茎を愛し、そそり立たせに立たせた。啓介は我慢の出来なくなった息子を奈岐の中に沈めた。そして愛液で包まれた息子を動かし始めた。
 奈岐はやはりいつもより感じやすく、快感の中でよがり声を発し始めた。そしてそれに応じるように啓介が大きくピストンをして突き始めると、奈岐のよがり声は一層大きくなり、マンションの隣りの部屋に聞こえないか、心配になるくらいになった。


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