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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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5月6日 午後-4


「これでよし…」
「まだ3時過ぎだからこの子の部屋でゆっくりしてていいよ」
「はい ありがとうございます」
「飲み物 いま入れて渡すね」

恵美子が空になったコップに
飲み物を入れて持ってくると詩織は受け取ると
おさむは詩織に

さきにもちはこんでいて

「うん そうだね ここで待っててね」

詩織は飲み物をおさむの部屋に運んでいき
居間に戻ってくると

「じゃ、部屋に戻ろう」

おさむを立たせて廊下に出る

「おしっこは?」
「いく」

詩織はおさむをトイレに連れて行き
おしっこをさせたあと
おさむの部屋に戻って畳の上に座らせたあと
扉を閉める

「おさむくん ありがとね」
「ううん」
「お父さんだけだと出前になると思うし
 遅くなるけど…ね」

おとうさんは それで

「あ 連絡したし外で食べてくると思うよ」

おかあさんはかんじゃさんしだい?

「そうなると思う」

たいへんだね

「うん で、だっこする?」
「うん」
「おいで」

おさむは詩織に身体をあずける

「おさむくん チョコレート食べるよね あーん」

だっこしながら
おさむの口にチョコレートを入れる詩織

しおりちゃん

「うん?」

しょうらいはなにになりたいの?

「うーん 考えてない わたし そんなに頭よくないし」

どうせだいにふたりもあたまいいこいるから?

「あは そうだよね ゆいちゃんとゆきちゃん
 あの二人がいるとね やっぱりかなわないなって思うもん」

くみこちゃんもにたようなこといってた

「くみこちゃんもなんだ でも、くみこちゃんは料理するようになったし」

うちのため かんしゃしてるし

「体重少ないこと知ってからだよね くみこちゃん料理するようになったのって」

うん それで1きろはふえたもん

「くみこちゃん すごいなぁ 叱るときは叱るし」

どっちがこどもかわからないよね

「そうだね くみこちゃんはそれでいいって思ってるよね」

もっとあまえてほしいっていわれてるし

「そうなんだね わたしにもあまえてほしいなぁ」

こうして だっこだけじゃなくて?

「うん してほしいこととか言って欲しいかな」

かんがえておくね

「うん」

それでなりたいこと
かんがえてないの

「うん お母さんはお医者さんだけど
 さすがにわたしは無理だなぁって」

かんごしさんは?

「看護士かぁ そういうのもありだよね
 こうやって介助しているから介護士もあるけど」

かいごしはぶらっくだから

「ブラック?」

たいへんなしょくばなのに
きゅうりょうもすくないみたいだから

「そうなのね」

それにこしいためたりするし

「そっかぁ でも、この経験は生かしたいなぁ
 せっかく こうやって介助出来てるんだし」

こうこうまであがるまでに
かんがえたらいいとおもう

「うん そうね 高校進学時にどの道を選ぶか決めるね」

こんな風に会話をしていると
詩織の携帯が鳴る
携帯を確認すると母親からの電話

(あ お母さんから)

「もしもし しおりです」
「詩織 LINE確認したけど夕ご飯
 久保田さんところでごちそうになるのね
 なんか色々と久保田さんに迷惑かかっちゃって」
「あ うん ゆきちゃんのおじさんが
 わたしが鍵っ子なのかなって聞いてきて
 今日もお母さん遅くなる可能性あること言ったら…」
「そ、そうだったの 久保田さんにちゃんとお礼言わなきゃ」
「それだけど火曜と木曜以外ね 平日は」
「火曜と木曜は都合悪いのね わかったわ
 となると…次の非番の日は水曜日…」

詩織は携帯から口を離すと
おさむに

「次の水曜は?」

とくになにもないからいいよ

「あ お母さん 次の水曜日 いま聞いてみたら
 とくになにもないからいいって」
「そこにいるのね 電話出られない人?」
「うん 喋れないから」
「水曜日のお昼過ぎにおじゃましようと思うから伝えておいて」
「わかった あとお父さんにはお母さんから伝えてね
 夕ご飯 お父さん外で食べてねって」
「うん 電話しておくわ
 それと今日はわたし帰宅出来ないかもだから
 お風呂とかちゃんと入りなさいよ」
「うん お風呂も歯磨きもするから
 その辺の心配はいいから」
「そう それじゃ 久保田さんによろしくね」
「うん」

詩織は母親との通話を終わらせると
おさむに

「お母さんよろしくって 水曜の昼過ぎにくるみたいだから」

うん おかあさんにつたえて ゆうごはんのとき

「あ うん おばあちゃんに伝えるね」

携帯をみつつ時間を確認すると


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