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義娘のつぼみ -背徳の誘い-
【ロリ 官能小説】

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性教育-7

        4

 その後、夜も更けると、茉由は寝るために夫婦の寝室を後にした。

 続いて武司と理恵は、シャワーを浴びるため、連れ立ってバスルームへ向かった。

 二人を見届けると、茉由は自分の部屋に戻ってベッドに座る。明かりは最弱にしたので、室内は薄暗い。

 つい先ほど目の当たりにした、大人のセックスの印象が、茉由の脳裏にいつまでも巡っていた。

 茉由はおもむろに短パンを膝下まで下ろすと、指先でショーツの股間に触れる。

 ――クチュ

 音はしなかったが、そんな感触を股間に感じた。

 続けて彼女はショーツを脚の付け根の辺りまで下げる。股間に走る裂け目から、粘液が滲み出ていた。

(――やっぱり)

 少女のそこは、性的興奮ですっかり濡れていた。触れると少しネバつく感触は、先ほど初めて触れた男性の精液に近いと、彼女は思った。

 精子と違うのなら、これは何のためのものだろう? 茉由は疑問に思った。

 そういえば、セックスの最中、母親もそこから液体を溢れさせていた。

(そうか、女も気持ちいいと、ここからヌルヌルが出るんだ)

 茉由は両親のセックスを思い返す。武司はが母親の股間に口を付け、愛液を舐めていた。

(オシッコじゃないし、汚くないんだよね)

 ショーツの裏側、当て布部分のネバりに触れる。

(でもよかった。パンツ汚さなくて)

 こうなることを予想していた茉由は、あらかじめショーツの股間部分の内側に、生理用品を付けていた。それを剥がすと、ゴミ箱に放り入れた。

 茉由はそのままベッドに寝そべる。下半身は剥き出しのままだ。股間がヒンヤリとする。指先が、自然と股間の裂け目に触れる。

「ん、んあ……」

 未だ興奮が覚めず、そこはいつより敏感になっていた。彼女は指先をそのまま、まだ未成熟なクリトリスと、花びらのような小陰唇をなぞるように擦る。

(今、ママと武司さんはお風呂に入ってる。ドアも鍵を掛けたし、少しくらい、いいよね)

 茉由は、自分のまだ幼い性器への刺激を続けた。指先が徐々に濡れていくのが感じられた。

「あっ……あっ……あうっ」

 彼女は頭の中で、武司に抱かれて、彼から身体中を愛撫される自分を思い描いていた。

 裂け目が次第にピチャピチャと水音を奏で始める。茉由のまだ小さな女性器は、全体がヌルヌルの愛液に塗れていた。

「――武司さん……パパ、もっと、して」

 指先が小さな膣口を探り当てた。少女はつい今しがた目にした、精液を垂れ流す母親の膣口を思い出した。それに比べると、彼女のそこはまだまだ小さな穴だった。

「い、挿れて……パパのおちんちん、わたしのここにも挿れて……」

 うわ言のように、茉由は小声で呟くと、中指の先をヌルヌルの小さな穴に、ゆっくり埋め込んだ。まだ男を知らない処女膣の粘膜が広がり、細く小さな指を咥えこんだ。

「んんっ!」

 指を第一関節まで侵入させたところで、穴は急に狭まり、少しの痛みと共に抵抗感を覚えた。処女膜と呼ばれる、膣粘膜のヒダである。

(ダメ、これ以上は、痛くて入らない……)

 茉由は無理に指を入れることはやめ、小陰唇とクリトリスへの刺激に集中した。

「あっ……あんっ……くっ!」

 善がりの声を上げたい気持ちを必死に堪らえながら、少女は自身を慰め続けた。片手で裂け目を弄り、もう片方はTシャツの裾から胸元に潜り込ませて、まだいくぶん固さの残る小さな膨らみを刺激した。茉由の興奮がさらに高まる。

「はうう……ん、う……っ、んあっ、パパ、パパ……」

 やがて、彼女は限界を迎える。

「んっ! ああっ! はあっ! んんっ」

 細い腿がブルブルと震える。必死に堪らえたが、抑えきれずに喘ぎが漏れた。

 茉由は初めて性の絶頂に達し、そして女の悦(よろこ)びを知った。

「……ふああ、あう……んん」

 押し寄せた大波が、ゆっくりと引いていく。彼女の下腹部はヒクヒクと波打っていた。

「はふ……」

 大きく深呼吸する茉由。初めて経験した絶頂に、呆けた少女は焦点の定まらない目を天井に向けた。

(今のがさっきママの言ってた『いっちゃう』ってことなのかな)

 部屋の中はしんと静まり返り、ただ、興奮が冷めやらぬ少女の吐息だけが聞こえていた。

 それにしても――ここにきて、茉由は不思議に思った。自慰行為のさなか、彼女は武司を求めていた。それが無意識だったことを思い出したからだ。

(武司さん……パパのこと、なんでこんなに気になるんだろう)

 武司に出会ったばかりのころの茉由は、彼に対してこんな気持ちになることは、夢にも思っていなかった。

 彼女の本当の父親、理恵の元の夫は家族に暴力を振るうような男だった。そんな男を目の当たりにしてきたこともあり、一時は男性に対して恐怖心と嫌悪感を覚えていた茉由だった。だが、武司の懸命な優しさに、彼女は自分でも知らないうちに惹かれていた。異性に対する、初めての恋心が芽生えていたのだ。


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