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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 詩織 3-2

携帯を触りおさむに返信する句美子

「フレンチトーストか海苔巻きとおかずになると思うけど
 おばあちゃんに相談するから」

「フレンチトーストがいい おかずは野菜炒めあたりでいいから」

「もう ご飯嫌いだからって…
 それで野菜炒めね うん わかった」

「お母さんに伝えておくから」

「ありがと たすかる」

「うん 明後日よろしくね」

「うん」

おさむとのLINEが終わると
携帯をおいて詩織と会話をはじめる

「フレンチトーストがいいってことだって」
「やっぱり ご飯よりパンなのね」
「うん それで野菜炒めでいいっていうから
 簡単に作れるものになりそう」
「野菜炒めって簡単なの?」
「手間もかからないから簡単」
「そうなのね わたしは?」
「うーん? 30分前にわたしは部屋から出て行くから
 30分 おさむくんの相手してもらえる?」
「うん そうする」

話が一段落すると
いったん二人ともジュースを飲んだあと
詩織が句美子に

「学校でゆいちゃんがいっていたけど
 わがまま言ってくれたのって?」
「あー うん わたしがもっと甘えてって言ったことも
 関係してるから」
「そうなのね おさむくん
 ゆいちゃんとくみこちゃんだけでいいって
 思ってるよね」
「うん そうだよね あやおねえちゃんも含まれるとは思うけど」
「綾さんも?」
「うん 処女あげたのもわたしたち3人だから」
「はじめてって…いたいよね? その…」

赤くなりながらきく詩織

「わたしは鈍感だったからそんなに痛くなかったけど
 ゆいちゃんは痛がってた」
「二人とも同じ日に?」
「うん わたしが先になっちゃうところだったから
 途中でやめたの」
「え? 途中で入れるのやめたってこと?」
「うん おさむくんの童貞
 ゆいちゃんにって…」
「おさむくんの童貞 はじめてがゆいちゃんだったの?」
「それが面白くなくてゆきちゃんがいじめたから」
「そういうことだったの…」
「おさむくん いままで彼女も出来てなかったし
 えっちも…ゆきちゃんたちが関わったあとからだったから」
「それでゆいちゃんが好きでゆいちゃんとしたいってことで
 はじめてをゆいちゃんに?」
「うん そう ゆいちゃんが白紙に戻そうとしたことあって」
「白紙? ゆいちゃんとはじめてをすることをなしにって?」
「うん そしたらね」
「どうしたの?」
「誰ともしない選択を選ぼうとしてた おさむくん」
「あ…それって えっちしたいだけじゃなくて
 ゆいちゃんとしたいから?」
「うん わたし慌てて買って貰った携帯で
 おばさん…ゆいちゃんのお母さんね に連絡して…
 全員集めて話し合うことに」
「いろいろ 大変だったのね
 それで わたしとさゆりちゃんも加わっちゃって」
「うん おさむくん 迷ってるみたい」
「なにを?」
「日曜日 さゆりちゃんと しおりちゃん
 ふたりきりになったら
 スカートはいていたらふとももみるし
 さわりたくなるって」
「あ…うん スカート履いていくつもりだけど
 触りたくなる ほんと?」
「だって 太もも見えてたら そうなるから おさむくん」
「そっか それで迷ってるって?」
「いいのかな?と」
「さわること?」
「うん」
「最初に言わないとだめなのかな?
 触りたいと思ったならさわってって」
「そうだね しおりちゃんがいいってことなら
 最初からいった方がいいかも」
「そうするね」
「最後までするのは当分先になるでしょ?」
「それは うん そうかも」

二人とも携帯で時間を確認する

「あ もう4時半ぐらいになるところ」
「うん もう こんな時間 わたし 台所に行かなきゃ」
「くみこちゃん 長々とありがとね」
「うん」
「それじゃ、わたし帰るけど
 おさむくんにLINEいっぱいしてもへいき?」
「それは平気だと思うけど
 8時から9時はやめといたほうがいいかも
 ゆきちゃんが部屋にいってるから」
「あ うん ゆきちゃん 怒りそうだし」
「その時間以外なら平気だと思う」
「ありがと」

詩織と句美子は玄関に移動すると

「おじゃましました」
「あしたね」
「うん」

詩織は自宅へ帰っていき

「ただいま」
「おかえり ご飯はまだだから」
「うん 部屋にいるから」
「うん」

部屋に戻る詩織
そしておさむにLINEを送るのだった


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