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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 詩織 3-1

放課後
詩織はいったん帰宅してランドセルをおいたあと
携帯を持って玄関に向かう

「詩織 どこか行くの?」
「くみこちゃんち」

(今日 お母さん 非番だったんだ)

母親に聞かれてそう答える

「そうなのね 携帯と言えば
 ケースはどうする?」
「うーん ショルダータイプのあれば
 それで…」
「わかったわ 密林で検索して見るね」
「うん でも、携帯…まさか買い与えて貰えるとは
 思ってなくてびっくりしてるかな」
「詩織もそう思うよね お父さんにはびっくりだったわ」
「お母さんとしては反対だった?」
「心配はしてたけど変な使い方しないならいいよ」
「うん 気をつけるね」
「うん」
「それじゃ、いってきます」
「いってらっしゃい」

母親との会話を終わらせて
句美子の家に向かうと玄関口でチャイムを鳴らす
句美子の母親がやってきて

「はーい しおりちゃん いらっしゃい」
「おじゃまします」
「句美子は部屋にいるから」
「はい」

詩織は句美子の部屋に向かい
部屋に入ると
すでにジュースとおやつがおかれていて

「しおりちゃん いらっしゃい はい ジュース」
「あ ありがと」

句美子からコップを受け取りながらお礼を言うと
じゅうたんに座りながらジュースを口にする
一息ついたあと

「早速だけどLINE交換いい?」
「うん わたしのQRコード 表示させてるから はい」

句美子は自分の携帯の画面を詩織に見せる
詩織はQRコードをカメラで読み取り作業をして
句美子のアカウントを登録する
そしてLINEからメッセージを送る

「これでいいのかな?」

メッセージを受け取った句美子は
携帯で返信を刷る

「うん とどいたよ
 早速だけと ゆいちゃん さゆりちゃん おさむくんのID
 シェアするね」

詩織はそれを受け取ると
3人にメッセージを送る
しばらくすると
小百合とおさむから返信
まずは小百合から見る

「しおりちゃん よろしくね」

「よろしくね」

詩織はそれを句美子にも言う

「さゆりちゃんから返信きた
 すぐ返信くると思わなかったよ
 おさむくんからも返信きてるから返信しないと」
「さゆりちゃん 携帯 手元に持っているみたいだね
 真治くんの子守をしつつ」
「うん それで おさむくんは今から返信しなきゃ」

詩織は携帯を見ておさむのLINEを確認する

「携帯 買って貰ったんだね
 よろしくね くみこちゃんといるんだよね?」

「うん いま くみこちゃんの家
 あと 3日 わたしも行くから」

「え? GW ひまなの?」

「うん」

句美子におさむとのやりとりを話すと

「おさむくん 3日に 驚いてた」
「わたしと二人きりと思っていたのかも」
「邪魔しちゃったのかなぁ…」
「そんなことないと思うよ」

句美子と会話をしていたら
おさむから返信が届いてた

「それじゃ、くみこちゃんにきいて
 お昼ご飯の食事介助」

詩織はそれを見たあと
句美子に相談する

「くみこちゃん おさむくんが
 お昼の食事介助どうするかきいてって」
「あ そっか わたしだけなら
 わたしがすることだったけど
 しおりちゃんいるならどっちがするか決めてってことね」
「どうするの?」
「しおりちゃんしたい?」
「しておきたい 来週の土曜日まで待つのも…だし」
「わたしからもLINEするね」

句美子はおさむにLINEを送る

「3日の食事介助 しおりちゃんに経験して貰いたいけど
 どうかな?」

「日曜日にひとりでくることになるし
 それでいいと思う
 ただ、しおりちゃんがするとなると
 麺類はさけた方がいいかなと」

「あ そうだよね しおりちゃんに
 いきなり麺類は大変だろうし」

おさむとの会話を詩織に伝えると

「食事介助はいいのね それで麺類は厳しそうって判断?」
「うん 麺は慣れないと大変だと思うから」
「そうなのね そうすると
 お昼どうする予定?」
「おばあちゃんと相談しようと思う
 簡単なものだとさゆりちゃんが食べさせていた
 フレンチトーストとかかなぁ
 海苔巻きとかも簡単だと思うけど
 おさむくんがそもそもご飯が嫌いだから はぁ」
「ため息ついてる…くみこちゃん おかあさんしてるよね」
「あはは…フレンチトーストだけというのはだめだし」
「おかずもだよね?」
「うん 当日の朝におばあちゃんに相談する
 おさむくんに返信するね」
「うん」


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