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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 句美子 6-1

草摩家 玄関
句美子は家に帰ってくると
母親が出迎えて

「ただいま」
「おかえり」
「あ お母さんGWどこか出かける予定ある?」
「どうしたの? 行きたいところあるの?」
「予定がないなら久保田さんところに行こうと思ってて」
「あら そうなの 久保田さんは予定ないの?」
「ゆきちゃん達はわからないけど
 おばあちゃんとおさむくんはどこにも出かけないみたい」
「そうなのね 出歩くのも大変だからなのかな」
「そうかもしれない それで出かける予定あるなら
 行かないし予定ないなら…と言う感じで」
「お父さんにも確認するね」
「うん」
「あと 句美子がいない間に
 宅配届いてたよ」
「あ もう届いたのね」
「密林だし…久保田さんからだけど」
「うん はやいけど誕生日プレゼント…」
「まだ10日近くあるのに?」
「うん 配達もタイムラグあるから
 はやめに注文してくれたみたい」
 うがいと手洗いしたら居間に行くから
「待ってるね」

句美子は洗面所に向かい
うがいと手洗いをしたあと
居間にやってくると
句美子の母親が句美子を見るなり
ダンボールを渡してくる

「ありがと」
「カッター はい」

句美子はダンボールをあけていき
中を確認するとプレゼント用の包みが入っていて
中をあけてみると緑色のBluetoothイヤホンの箱が出てくる
それをみた句美子の母親は

「イヤホンなのね しかも薄めの緑色」
「誕生日プレゼント 迷っていたようだから
 欲しいものいってみたの」
「イヤホン欲しかったの?」
「携帯使ってるし持ち歩くときに
 迷惑にならないようにイヤホンあるといいかなと」
「あ…買い与えて2ヶ月になるのに
 そういうところ気がつかなくてごめんね」
「ううん」
「それで色的にもやっぱり薄めの緑色を
 チョイスしてるよね」
「おさむくんのわたしに対するイメージが
 この色だから」
「句美子 緑好きだもんね」
「うん」
「わたしたちからはなにほしい?」
「うーん とくにないかなぁ
 あるとしたら…料理道具辺り?」
「包丁とか そういうの?」
「これからも色々料理するから」
「そっか 考えておくね
 料理と言えば…今日のお昼は句美子が作ったの?」
「わたしだけじゃなくて
 ゆきちゃん おばさん おばあちゃんと
 サッポロ一番を使ったアレンジを」
「アレンジ? そういうの作れるようになってるのは
 しらなかったわ」
「携帯で料理動画見ながら作ってるから」
「そうなのね 携帯使いこなしてるのはすごいね」
「ありがとう 携帯持たせてくれて」
「あ うん パソコンは無理だったけど」
「パソコンは大変だから」
「そうね」
「荷物おいてくるから」
「あ そろそろ 夕ご飯の支度の時間だね」
「うん 荷物置いたら台所に向かうから」
「待ってるね」

句美子は自室に荷物を置いて
エプロンを身につけて台所に向かうのだった


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