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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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インスタントラーメン作り-2

幸子の父親がいただきますと言い
食べ始めると
他の面々も食べ始める

「うん おいしい サッポロ一番 普通に作るよりいい」
「インスタントラーメンもアレンジすると
 変わるものだね」
「作り方は覚えたから時々しようかな」

それぞれ感想を言う
句美子はおさむに

「おさむくんも食べよう ふぅ…ふぅ…ふぅ…
 まずは野菜の方からだけど はい、あーん」

ねぎもにらもおいしい

「おさむくん この辺はたべれるよね」
「うん」

句美子も自分の分を口にすると

「うん おいしいね インスタントラーメンも
 色々工夫すれば色々出来るもんね」

どようび
かんたんにつくれるものでいいから

「インスタントラーメンだけはだめだよ?」

それをきいた恵美子が

「この子はインスタント麺好きだからねぇ
 栄養あるもの いつも食べさせてくれてて
 感謝してますよ くみこちゃん」
「あ はい」

ラーメンを食べさせ終えた句美子は
バッグから水筒を取り出すと
空のコップに注いでいく

「野菜ジュース」

おさむは黙って
足下に置かれた野菜ジュースをストローで
飲み干していく

「ほんと くみこちゃんの言うことはちゃんと聞いてくれるよね」

呆れながら呟く恵美子
恵美子の呟きに幸子は悔しそうにうつむく

(くみこちゃんのポジションに
 わたしがなれていたはずなのに…)

「ちゃんと飲んだね」

うーろんちゃ

「いま おくね」

烏龍茶の入ったコップと
空になったコップを置き換える句美子
そのあと おさむはすぐ烏龍茶を飲んでいくと
飲み終わったあと
ため息をつく

「ふぅ…」
「おさむくん ここで待っててね 洗い物するから」
「洗い物はわたしたちがするから」
「くみこちゃんはちょっと休んでて」

幸子の母親と恵美子がそう言うと
食べ終わったどんぶりを片付けていき台所に向かうのだった
幸子の父親が居間から出て行くのを見てから
幸子は句美子に話しかける

「おじちゃんの様子はどう?」
「午前中の事?」
「うん」

(ゆきちゃん おさむくんのこと気になってるようだけど
 1番 気にしてるのって…わたしに対して?)

「いつもと変わらない様子だよ?」
「そう…なのね」
「気になる? わたしのこと?」
「え? それは…くみこちゃんが1番有利だと思うから」
「ゆいちゃんより?」
「ゆいちゃんより関わる機会多いから」
「今のところは まだゆいちゃんだよ?」
「まだ…それって…」
「うん そう言うことかな…」
「くみこちゃん…」

幸子がますます不安になるが
句美子はこれ以上ここで話すのも
まずいと思って

「それじゃ、おさむくんつれて部屋に戻るけど いい?」
「うん…」

おさむをつれて句美子は
おさむの部屋に戻るのを見送る幸子

(くみこちゃん ゆいちゃんからおじちゃんを
 振り向かせようとしてるよね
 ゆいちゃんも彼女にならない言ってるし
 同意の上なんだろうけど
 わたしはこのままでいいのかなぁ はぁ)


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