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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 小百合 6-1

同日 午前中 鈴木家
ピンポーン
チャイムが鳴ると小百合の母親が玄関に行き
扉を開けると

「いらっしゃい くみこちゃん しおりちゃん」
「「おじゃまします」」
「くみこちゃん 今日もありがとね」
「いえいえ」

句美子と詩織は小百合の母親に
招かれ居間に移動すると
小百合が真治をだっこしつつ

「くみこちゃん しおりちゃん よろしくね」
「「うん」

句美子は持ってきたバッグから
エプロンを取り出すと身につける
それをみた小百合は

「真治 お母さんにだっこして貰ってて
 おねえちゃん達 お昼ご飯作るから」
「うん」

真治を母親に預けると
小百合もエプロンをとりだして身につける
そして詩織も同じようにエプロン姿になると
3人で台所にむかい
手を洗ったあと句美子はiPhoneを見えるところに置き
動画サイトにアクセスしハンバーグの作り方の動画を
表示させる

「くみこちゃん iPhone活用してるのね」
「せっかくあるんだし料理の動画とか
 確認しながらするのがいいかなと」

そうして動画を見つつ作業をはじめると
最初の玉ねぎのみじん切りのところで

「玉ねぎのみじん切りだけど
 どうする? わたしが全部したら
 さゆりちゃんの練習にならないよね」
「あ うん たまねぎ 半分 くみこちゃん
 手本でして貰えるとありがたいかな」
「わかった しおりちゃんは経験なしだよね?」
「うん 包丁すら使ったことないから」
「じゃあ、玉ねぎ炒めたあとに
 こねるのをやってくれる?」
「うん」

句美子は小百合と半分に分けた
たまねぎをみじん切りにしていく

「まず 輪切りにしたあとばらさずに向きを変えて
 切っていく そのあとまとめて包丁を
 叩きながら玉ねぎを細かく切っていく
 こんな感じね」

句美子が一通りやり終えると
それを思い出しながら小百合も
玉ねぎをみじん切りにしていく

「たまねぎをみじん切りしたら
 サラダ油を大さじ1 フライパンで強火にして熱したあと
 玉ねぎを入れて炒める 途中で中火に変更して
 合計9分程度きつね色になるまで炒めていく
 動画を見つつするとして さゆりちゃんする?」
「うん 出来るようになりたいから」

小百合は玉ねぎを炒めていき
9分ぐらい真剣な表情で作業を進めていく

「きつね色になったよね」
「うん 火を止めて粗熱を取る
 数分ぐらい放置かな
 それで ソースはどうする?」
「デミグラスソースは買ってあるから」
「そうなのね よかった」

玉ねぎの粗熱がなくなったあと
ボールをとりだし
合い挽き肉をボールに入れる
パン粉、牛乳、塩、砂糖、コショウ、おろしニンニクを
あらかじめませたあと
合い挽き肉、玉ねぎと混ぜていく

「しおりちゃん いい?」
「うん グーパーを繰り返しながら混ぜるんだよね」
「うん そう 全体が混ざったらぐるぐるとねるように
 混ぜていく」
「しおりちゃん 途中で変わって」
「あ うん さゆりちゃんの練習もだね」
「ごめんね」
「ううん」

たねが出来上がると

「さゆりちゃん お父さんは?」
「今日はいるから 6人分に」
「じゃあ、6つ…ね
 楕円形にして形を整えたあと
 20回程度左右に持ち替えながら空気を抜く」

句美子が一つやってみせる
それをみながら
小百合と詩織も作っていくと
6つ 楕円形のたねができあがる

「さて 焼くより煮込んだ方が失敗しないから
 煮込むことにしよう?
 フライパンに薄く油をしいて
 中火で熱したあとハンバーグを並べていき
 片面2分程度 焼き目がつく程度に焼いて
 両面やいたあとデミグラスソースと水などをいれて
 8分程度煮込んでいく」

フライパン2つ用意する句美子

「3つずつ わけてつくろう」
「うん」

そうしてハンバーグが出来上がると
皿に盛り付けていく

「ハンバーグはこれでいいかな
 デミグラスソースを均等にかけていって」
「うん」

盛り付け終わると
句美子はフライパンを素早く洗うと

「つぎ フレンチトーストね」
「あ うん わすれていた」
「お父さんも食べる?」
「一応用意する」
「じゃあ 食パン…ダブルソフトあるみたいね」
「うん 一人1枚ずつ?」
「そうだね ダブルソフトなら
 それで足りそうだし
 ボールにたまご、砂糖、牛乳を入れて混ぜる」

句美子が言うことを
聞きながら作業をしていく小百合

「まぜたら そこにパンを入れてしみこませる
 そのあとフライパンにバターをしいて熱していき
 中火にしてパンを焼く 焦がさないように気をつけて
 両面焼いたらできあがり」


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